ライトウェイ 「グレイシア」半年以上経過後のレビュー

 私がライトウェイ の「グレイシア」を購入してから半年以上が経過しました。以前に下記リンクのレビュー記事を上げていますが改めて使用しての感想などを書いていきたいと思います。

・・・が結論としては以前の記事で書いた評価からほとんど変わっていません。荒れた道も安心して走れる街乗り用自転車・コミューターバイクとして非常に重宝しています。それゆえ以前の記事と被るような箇所がありますがご了承ください。

購入時のレビュー記事

購入から120kmほど走った際のレビュー記事

変更箇所はタイヤとシートポストのみ

 私のグレイシアはタイヤとシートポスト以外は特に変更していません。

 もともと「カルンバ」という太さ1.95のBMX用タイヤを履いていますが、タイヤ表面の固さと重量感が気になりサーファスの「トラッカー」に交換しています。こちらはカルンバよりさらに太い「20インチ×2.3」でブロックパターンです。タイヤ表面が柔らかめの質感でクッション性が増しています。

 タイヤ交換時にリムテープも含めて交換しています。

 チューブは当時対応品が出ていなかったのでシュワルベのチューブをダメ元で使っています。

 バルブ長が短いですが実用で問題ないレベル。並べて比べるとバルブ長の違いが一目瞭然です。

 ちなみにクリアランスはトラッカーの2.3が限界だと思います。フロントフォークはまだ大丈夫ですがリアディレイラーやチェーンはギリギリ。これ以上太くすると擦りそうです。カルンバと比較すると表面の感触が柔らかく、重量も軽いので速度と引き換えに乗り心地は良くなりました。

 シートポストはAmazonで見つけた「カーボンシートポスト」です。カーボンにしては異常に安かったのでお試しで導入しました。現在に至るまで特に問題なく使用できています。

 注意点としてダホンのシートクランプのようなレバータイプだとトルク調整できずズリ落ちてきたり破損リスクがあるのでオススメしません。ダホンの過去モデルでそういう先例がありますので念のためお伝えしておきます。

 このシートポストは目盛りがついているのでサドルの高さ調整がしやすいです。カーボン製なので微々たる軽量化に寄与していますが体感上の違いは特になし。また、大きく振動をいなすわけでもないのであくまで気分的なものだと思っています。乗り心地を気にするならタイヤから考えた方が良いでしょう。

 グレイシアはフロントシングルでシマノのアルタスという8段変速コンポを採用しています。街乗りでの使用なら十分です。この他にもペダルは最初からしっかりしたアルミ製ペダルが付いています。ハンドルもエルゴ形状のグリップを採用。

 このように気になるであろう部分が最初からカバーされておりカスタムの必要性を感じません。今後も使用による劣化や破損が無い限りパーツ交換する機会は無さそうです。

今後追加したいオプション

 特にカスタムする必要は感じませんが「リアキャリア」と「センタースタンド」は追加したいところです。最近、このオプション類に関する記事も出していますが買い物や荷物の運搬で必要性を感じており物色中です。リアキャリアに関してはミニベロ・ディスクブレーキという部分で取り付け可能か判断しづらいところがあり難航中。また、標準でついているキックスタンドはグレイシアの自重に負けることがあるのでセンタースタンドに交換することも考えています。私のグレイシアは購入目的通りシティサイクル方向に向かっている感じです。

 他にはライトウェイ さんから出ているスキンウォールのブロックタイヤも興味があるので次のタイヤとして候補に入っています。

グレイシアの使用感・走行感について

 半年以上使っていての使用感ですが冒頭に挙げたように以前の記事で書いた内容とほぼ変わらない評価です。走行に関しては太いタイヤを履けるおかげで一般的なミニベロだとガツンと来る衝撃が幾分マイルドになります。タイヤの空気圧を下げればさらに衝撃を緩和できます。そのため街中で見られるひび割れた舗装路や段差、石畳など安心して走ることができます。

 フレームに関しても「ミキストフレーム」と言うようですが下にスローピングしたフレーム形状なのでどんな服装でも乗り降りしやすく使い勝手抜群です。

 ほかにも持ち手として機能する補助チューブが取り回しの良さに一役買います。

 一方で走行時の快適性と引き換えに「速度(加速力)」と「登坂性能」は犠牲になっています。速度に関してはフロント48T、 リア11~32Tというギアの組み合わせなのでそこまで出せません。平時で20km前後が良いところです。標準タイヤのカルンバだともう2、3km増しになる感じです。信号で止まる機会のある街乗りでは気になりませんが、自転車道のような信号の無い道を走っていると速度の伸びなさが顕著です。いずれにしてもロードバイクやミニベロロードのような「グングンと加速していく」ような走りではありません。

 また、ブロックパターンの太いタイヤを履いていることもありミニベロロードなどと比べて上り坂は大変です。このあたりは標準タイヤのカルンバや細いスリックタイヤにすると幾分楽になるかもしれません。同じくブロックパターンの影響で下り坂でも極端に速度が乗ることがありません。これに関しては後述の機械式ディスクブレーキとミニベロの特性を踏まえると決して悪いことでは無いと思います。「グレイシア」というモデルのコンセプトとしてはマッチした走行特性だと思います。

急坂や長距離ライドならブレーキ交換は必須か

 グレイシアは機械式ディスクブレーキを搭載しています。私のように街乗りの範囲なら十分ですが斜度10%前後の下り坂や長距離ライドでも使用する場合は「油圧式ディスクブレーキ」に交換した方が良いと思います。

 上の動画のように実際に急坂や眺めの距離を走ったことがありますが機械式だと力不足感が否めません。また、長距離ライドだと疲労軽減の意味で「引きが軽い」油圧式に交換した方が安全です。他にも地域によっては寒い時期にワイヤーが凍ってしまうなど油圧式にした方が良い理由はいくらでも出てきます。

 さらにミニベロの場合はホイール径の関係からロードバイクなどで問題にならない段差でも簡単に落車する危険性があります。そのため下り坂では意識的に速度を落として走れるかが重要になってきます。上の動画の時も早い段階で減速することを意識して坂を降っています。そういったことも踏まえればミニベロこそ油圧式に交換する意義は大いにあると思います。まだ太いタイヤとブロックパターンがついた太いタイヤで速度がそこまで出ない点が幸いでしょうか。

 ただ、以前の記事でも同じことを書いていますが長距離ライドやグラベル的な使い方をするなら「そもそもミニベロである必要があるのか?」、「ロードバイクを買うべきでは?」と言った根本的な疑問が出てきます。

 グレイシアのようなモデルで長距離ライドするような変態がいるのか疑問ですが、キャリーミーのような超小径車でもロングを走る層がいるようなので参考までに触れておきました。

グレイシアはミニベロにしては自由度の高いモデル

 長々と今まで使用してきた感想や気付いた点などを書きましたが本当に買った当初と評価が変わりません。この記事いらなかったかも・・・。

 総じてグレイシアはラフに安心して使用できるミニベロだと言えます。また、ミニベロにしてはダボ穴の数や「非折り畳み自転車」であることからカスタムやオプション取り付けなど使用者の使い方や好みに合わせた変更がしやすいモデルだと思います。

 余談ですが通販サイトを眺めていたらグレイシアの直近の入荷予定が10月以降になっているところが多くありました。新型コロナの影響は本当に凄まじいです・・・。