ずっと続いていた酷暑が若干和らいだのでダホン D-zeroであづみ野やまびこ自転車道と山麓線(県道塩尻鍋割穂高線)をサイクリングしてきました。お盆の時期ゆえに主だった幹線道路は車通りが多くて混雑していましたが、夏らしい風景を楽しむことができました。
ちなみに今回は輪行しない前提のライドです。保険で輪行袋は持っていますが、D-Zeroでどの程度の距離と坂道を走れるのかを確認するのも目的です。まぁ、自転車の性能というよりは今の自分の体力を確認する方が比重としては重めです。夕方から雨予報なのでそこまで遠くには行けませんが、勝手知ったるルートを走るので大体の程度を知ることができるというもの。

そういった目的もあるので久々にサドルバッグを装着しての純粋なサイクリング仕様です。トピークのボトルケージが見当たらずステムバッグにドリンクを突っ込んでやり過ごしています。夏にドリンク非携行は命取り。

とりあえず自転車道に着いたので本格的にライドスタート。晴れていますが雲が多めなので暑くなりすぎず走りやすい天候です。

この日はランナーさんが多めでした。てっきりロードバイクがたくさん走っているのかと思ったらそうでもなかったという。

あづみ野やまびこ自転車道では定番の眺め。そして、自転車道を走っていて驚いたのが田んぼの稲が出穂していること。

8月半ばならまだまだ緑色の風景のはずが、稲穂に実がついて黄色がかった風景です。温暖化の影響なのでしょうか?

周囲の開けた夏……もとい晩夏の風景を眺めつつ走ります。

冒頭で触れたD-Zeroでどの程度走れるかという話について。記事の最後にまとめて書きますが、K9X・VergeP10と同じ調子で漕いでいると私の脚でもあっという間にトップ7段目も回し切ってしまいます。そういったことから今回は使用するギアを3〜5段の範囲に縛って走ることにしました。どこまで無理が効くかという部分も見る感じです。それでもこの範囲だと軽いので強制的にケイデンス重視な走り方になります。速度は出ないので風景を眺めつつ走るにはちょうど良いです。

引きの写真なのでほとんど見えませんが、道の駅沿いの道路は車が隙間なく走っています。

「道の駅 ほりがねの里」の隣ではひまわりが満開。

久々にやって来た道の駅ですが、なんとドラちゃんが姿を消していました。

こちらは在りし日のドラちゃん。何があったのでしょうか……。

山麓線に登る途中で立ち寄った「常念道祖神」。夏らしくとても生い茂っています。

奥に見える常念岳との眺めも素敵です。

常念道祖神からそのまま西に登って山麓線に到着。いつもの癖で未舗装も突っ込んでしまいましたがD-Zeroの吊るしタイヤでパンクしないかヒヤヒヤしながら登りました。ここでパンク修理はごめん被る。

国営公園入り口付近(穂高口)からの眺め。山麓線までは自転車道や細い道を走ってきたので時期の割には快適に来れました。それが山麓線だと時期も時期なので車とバイクが多め。

例の如く、どこで撮影したかわかりやすい情報量多い写真。晴れていますが雲が多すぎて曇りに見えます。

国営公園にも立ち寄りました。

公園駐輪場のタイヤを入れるラックには……入りませんでした。押し込むと入りますがタイヤとホイールにはよろしくないと思います。

山麓線はただひたすら北(大町市方面)に進みます。

今回の目的地でもある坂道に到着。坂道が目的地なんて変なライドです。この区間の坂は急坂ではないものの、緩く長い坂なのでじわじわ削っていく感じの登りです。D-Zeroでこの坂を登ったらどんな具合か見たかったのです。乗り手と車体的に問題なく登れれば他の坂道も走れるのかが掴めます。

先ほど書いた通り使用ギアは縛っているのでフロント52Tにリア3段(21T)のギアでクルクル回して登ります。負荷はありますがキツすぎるとかペダルが回らないということはなく、ひたすらクルクル回して登り区間を通過。

登り区間を超えた後もバテバテということもなかったので自分で自分に安心しました。使用するギアはともかくミニベロでこの区間の坂が登れなくなったら身体の黄色信号だと思っています。

目的の区間も無事に登れたのでさらに少し進んだところで山麓線から離脱。もう少し走りたいのは山々ですが、ここで折り返しておかないと雨が心配。

山麓線からの下り坂はしっかりと速度を落とし、路面の段差や陥没など確認しながらゆっくり慎重に下ります。ちなみに今までミニベロで色々な道を走っていますが、安全確保のマイルールは徹底しています。よく言われるものだとマンホール・鉄蓋の類は踏まないというもの。他にも急な下り坂では速度を落としまくる、やむを得ずマンホール・白線などを踏む時は車体を傾けない、下りの最中によそ見したり後方を見ない(振り向くなど姿勢を変えない)というのもあります。うまいポジション取りができなかったり車が多い時は路肩や歩道に逃げたり一旦停車します。
そんなの当たり前だろという内容ですが、これを徹底するかしないかで落車・事故リスクが下げられます。速度に関してはざっくりした言い方になりますが、「万が一、何かあっても何とかなるか」というのが基準でしょうか。体勢を立て直したり、軽傷で済ませられるかetc……。何とかなるイメージが付かない速度なら危険という考え方です。生来の怖がりなのでしたくても無茶はできないのです。

話を戻して、山麓線から降りる途中で色鮮やかな区画が目に入ったので寄り道しました。

古厩本郷という交差点の一角に色鮮やかな花壇がありました。

ひまわりとはまた違う鮮やかな眩しさ。

看板を見ると「シニアクラブ古厩親睦会」と書いてあったので地元団体で整備したもののようです。

良い意味で人混みとは無縁の立地なのでじっくり楽しめました。

花壇を見た後はそのまま南に向かいます。車がそうそう通らないであろう細い道をメインに走ります。

安曇野市が企画したサイクリングコースを沿うルートです。雲が多いですが山にかかっていないので有明山もよく見えますね。

自転車道に合流。最短ルートなら大王わさび農場、スイス村を経由しますが、車通りが増していることは明らかなので車の少ない安全ルートを選択。

帰りも周りの風景を眺めつつ混雑とは無縁の自転車道をひたすらに進みます。
おや? 雲の色がだんだん灰色に……。

本当に8月半ばの風景なのか……という色合い。

8月というよりは9月の眺めです。もう秋の眺めと言って差し支えない風景です。

再び道の駅のひまわり畑を撮影。往路よりも雲が晴れたので夏らしい一枚が撮れました。

水面に青空が写り込んできれい。何も植っていませんがどういう区画なのでしょう? そして、北と南から雲がどんどん迫ってきています。

雨に降られないか心配でしたが無事帰宅できました。家に帰った直後に叩きつけるような雨が降り出したのでギリギリでした。

最後に冒頭で触れたD-Zeroで今回のルートを走ってみての感想。詳しくは後日別記事で扱う予定ですが、16インチ小径車のD-Zeroでも特段問題なく走れました。速度は望めませんが全体的に軽いギア構成なので坂道は思った以上に登れます。今回は検証も兼ねて使用ギアに縛りを設けてケイデンス重視な走り方を意識して走りました。フロント52Tにリア3段(21T)、4段(18T)、5段(16T)の範囲で支障なかったので、今回より急な坂でも1速(28T)まで活用すればなんとか対応できるのではないでしょうか。
まぁ、過去にほぼ同じ構成の20インチ折り畳み自転車で120km走ったりしているのでできないことはないわけです。なんならママチャリで峠攻めていく酔狂な方もいる世界ですし。所詮、人力の乗り物なので乗り手の体力次第です。
ただし、タイヤとホイールハブが足を引っ張っているので足回りはテコ入れしても良さそう。費用を抑えるならタイヤが優先でしょうか。そして、走ってみて意外だったのは同じ16インチホイールサイズのK9Xよりも乗り心地は良かったこと。非折り畳みのクロモリフレームかつトップチューブとダウンチューブの2本構成というところが地味に効いているのかもしれません。あと、ホイールベースも比較して長いのもあるのでしょう。そう考えると足を引っ張っている部分を改善したら結構化けるのかもしれません。