穂高神社の「花手水」を見にミニベロでサイクリング

 「花手水(はなちょうず)」というものがあります。神社や寺院でお参りする前に手や口を清める水場を「手水舎(ちょうずや)」と言いますがそこを花で飾るというものです。

 京都を起源として昔から存在するものらしいです。そして、昨年辺りから「花手水」を実施している色々な寺院・神社が増えたようです。増えた理由としては新型コロナウイルスの流行が挙げられるようです。感染症対策として共用する「杓子」もしくは「手水舎」自体の使用をやめているところもあるようです。そんな背景から少しでも参拝者に和んでもらおうと全国の神社・寺院で「花手水」が行われているようです。

 長い前振りでしたが「花手水」を見るために安曇野市の「穂高神社」までミニベロでサイクリングしてきました。6月末までなの実施なのを思い出したこともありますが、新型コロナウイルスの影響で1年以上行けていないのでさすがにお参りしたいという想いもありました。

 動画でも上げていますが当日はあいにくの曇り空。さらに夕方から雨が降る予報。そのため寄り道はせずにまっすぐに穂高神社に向かい帰ってくるという予定で出発。寄り道はしませんが車の多い国道を走るのはストレスなので遠回りになりますが「あづみ野やまびこ自転車道」を経由して向かうことにしました。

 山側の曇り空の様子を見ると山麓線(アルプスあづみのセンチュリーライドで序盤に走る道)では雨が降っているかもしれません。

 などと思っていたら雨がパラついてきました。自転車道から神社へ降りていくので標高的にまだ保つのではと都合の良い予測を立てつつミニベロを走らせます。

 自転車道を利用して穂高に到着。神社もすぐですがせっかくなので穂高駅に立ち寄りました。

 帰り道はどんなルートで帰るか駅前のマップと睨めっこ。雨のことを考えると国道沿いの裏道を使っていくのが無難かもしれません。

 穂高神社に到着し「手水舎」に向かいます。

「花手水」です。期間中は日替わりで色とりどりの花が添えられているようです。

 新型コロナウイルス感染症対策のため杓子はありませんが手を清めることはできました。

 ここに来るまで蒸し暑かったのですがこの花を見て音を聴いているだけでも清涼感があります。しかし、横から聞こえる太鼓音で若干暑さを覚えないでもないような・・・。

 本殿の前に「茅の輪」が設置されていたので茅の輪くぐりをして参拝。どういう順番でくぐったか忘れていましたが横にちゃんと案内表示がありました。

天気はイマイチですが絶え間なく参拝者が来ていました。のんびりしすぎると雨に降られそうだったのでお参りをして早々に撤収。

帰り道は国道に沿って裏道を進みます。

 通りかかった「安曇野市中央図書館」は外で遊んでいる子供たちが何人か見受けられました。

 その近くの「Little Kiiiya」さんは工事中でした。一昨年前にタピオカミルクティーを飲みに行きました。後で知りましたがこちらは今度「Cafe&Hostel_Kiiiya」というカフェ&宿泊施設を開業するようです。クラウドファンディングも行っていたようです。安曇野市は民宿・ペンションの類が山麓線に固まっていて車を持たない旅行客に冷たい土地柄。こちらが開業したら駅からのアクセス含め非常に便利なのではないでしょうか。

 少し脱線しましたが帰路を急ぎます。走っていると段々と「濡れた草や土の匂い」が強くなってきます。典型的な「雨の匂い」です。途中で雨がパラつきましたが本格的に降られる前に帰宅できました。今回は天気の関係で穂高神社のみでしたが次に来るときは穂高エリアをゆっくり回りたいと思います。