シンプルな暮らしを目指す 〜荷物は少ない方が良い〜

 まだ立て込んでいますが引越しの準備を着々と進めています。別にミニマリストになるつもりはありませんが、今回の引越しに絡んでは「モノを持ちすぎない方が良い」と改めて痛感したのでその理由などを以下に挙げます。

*記事中の写真はフリー素材を使用しております

 細々挙げていくとキリがないので主な理由は以下の3つです。

  • 場所を取る
  • 管理の手間が増える
  • 処分に困る

場所を取る

 そのままの意味ですが荷物が多いと「部屋のスペース」を圧迫します。部屋の広さに対して荷物が多すぎると「家具や荷物に埋もれる生活」になりかねません。広い家に住むにしても家賃と言ったコストがかさんできます。

 たとえば賃貸で多い6〜8畳のワンルームではベッド・デスク・冷蔵庫・本棚・ハンガーラック・キッチンラックなど一般的な家具などを設置すると残されたスペースはわずかな物です。下手をするとお家で筋トレやヨガなどを行うようなスペースすら残らないケースもあります。また、新型コロナウイルスに絡んで在宅ワークが増えてきていますがワークスペースに家電など余計な物が視界に入らない方が集中できます。

 異常を考慮すれば荷物を減らして空きスペースを広げることは有用なことだと思います。

管理が手間

 荷物が増えることそのもののデメリットとして挙げられます。荷物が増えるとその管理にリソースを取られます。この「リソース」は部屋のスペースも差しますが「頭のリソース」という意味合いが大きいと言えます。

 例えば、「その日に着る服装」を決めることも同じことが言えます。「着る服を決める」ことには少なからず考える作業が伴うので頭のリソースを消費しています。有名な話ですがApple創業者のスティーブ・ジョブズは毎日着る服をいちいち決める手間を省くために黒のタートルネックの服装で固定していたと言います。

 服を例にあげましたが荷物が増えると「自分が所持している物」を覚えるなりして管理する手間が増えます。私の場合は「どうしても食べたい物」が無い時はメニューを考えるのが手間なので「フリーズドライスープ+オートミール」で済ませることが多いです。

 趣味的な物なら苦にならないと思いますが、そうではないものについては管理しやすいように数を減らすのが根本的な対策です。今回の引越しに絡んでは荷物が多いと梱包の手間・運搬コストが増えるので減らすに越したことはないと痛感しました。

処分に困る

これは使わなくなったり引越しなどに際して処分するときの話です。特に大型家具・家電について言えることですが大物については粗大ゴミに出す必要があり処分料や運搬の手間など廃棄に際しての手間が大きいです。

 昨年、実家にあった五月人形やら年代物の家具などを処分したのですが、木材・ガラスなど素材ごとに分けたり処分場まで車で運搬したりと大変な作業となりました。今回の引越しでも不要な家具など細々した物を含め1年くらいかけて処分しました。

 不用品についてはメルカリやらヤフオクで売ってお金にできれば良いのですがそういうものばかりではありません。「ゴミを捨てるにもお金がかかる」というお財布的に痛い教訓は今後の買い物の仕方を考えるには十分だったと思います。

優先順位をつけて荷物を減らすべき

 主な理由を3つ挙げましたが趣味、生活、個々人のこだわりなども絡む話なので具体的にこれを削れとは中々言えるものではありません。ただ、「優先順位をつけて荷物を減らしておく」ことは先々(自分がいなくなることも含め)のことを考えると大事なことではないかと思います。特にニュースでも出てくるゴミ屋敷や遺品整理・空き家対策の話を見ると尚のことそう思います。

 長くなったのでここで区切りますが今回の引越しであえて買わなかった物や処分を決めたものについても今後触れていく予定です。