モンベルから2020年春夏モデルが発表されています。少し早いですが春夏のアウトドア用に「クール ロングスリーブジップシャツ」を購入しました。
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特に今回は「ガーネット」という赤色のライナップが追加されたことが個人的にポイントが高いです。赤系統は元気が出て視認性も良いのでよく選ぶ色です。さらにもう1着「セレンブルー」も購入しました。
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「ガーネット」は以前から使用している「レッドブリック」と比べると落ち着いた色味です。
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「セレンブルー」については「水浅葱色」が近いと思います。これも以前からある「シアンブルー」と比較するとかなりの違いがあります。どちらも色味としてはかなり落ち着いた方向に更新された感じです。
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この長袖シャツは生地に「ウィックロンクール」という素材を使用しています。モンベルのシャツには「ウィックロン」という素材があるのですが速乾性や保温性のレベルに応じたバリエーションがあります。今回の「ウィックロンクール」は薄い生地で通気性・速乾性に優れた夏向けの素材です。
少し分野が違いますが布の編み方は「夏用サイクリングジャージ」と質感がそっくりです。そのため私は夏用サイクリングジャージの代用として使用しています。
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私は非常に暑がりなので春〜初冬はウィックロンクールか若干の保温性を持たせた「ウィックロンZEO」のシャツをよく使用しています。近年はハイキング・登山・サイクリング等全てのアクティビティをこれらの装備で対応しています。
夏こそ「長袖」をオススメしたい
私は真夏でも必ず長袖を着用しています。半袖シャツなら長袖インナーと組み合わせるなど肌を晒さないようにしています。「夏に長袖は暑いのでは?」と思うかもしれませんが、夏こそウィックロンクールのような機能性ある長袖シャツをオススメしたいです。
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いちばんの理由は「日焼け防止」です。春夏のアクティビティで避けることのできない「日焼け対策」の手っ取り早い対策は「肌の露出を抑えること」です。長袖シャツで肌の露出を抑えるだけでも十分な対策になります。また、モンベルのウィックロンシリーズは「UVカット機能」も備えているのでまさにうってつけです。
日焼けは「火傷」と同じようなものです。体力も奪いますし、翌日以降のコンディションにも悪影響を及ぼします。そんな日焼けを防止する上でも長袖はオススメできます。
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「暑さ対策」の面でもウィックロンクールは非常に有効です。速乾性・通気性の高さから汗で濡れてもすぐ乾き、気化熱によって排熱してくれます。さらに生地の裏地もサラサラした質感なので濡れてもベタつかず快適です。総合的には半袖で肌を出しているよりも快適です。
気を付ける点
機能性のあるシャツですが「ベースレイヤー」・「アンダーウェア」としての使用はオススメできません。高い機能はあくまでもシャツとしてのものです。特にウィックロンクールはベースレイヤーとして見た場合に高い通気性と速乾性が仇になり「汗冷え」を引き起こす可能性が高いです。ベースレイヤーであれば同じモンベルから「ジオライン」や「スーパーメリノウール」があるのでそちらと併用することをオススメします。
他にも同じウィックロンシリーズのZEOと比較して保温性は期待できないので登山になど高所ではアンダーウェア・アウターを工夫しないと休憩中に冷えを招く可能性があります。この辺りの原因はベースレイヤーに向かないのと同じ理由です。夏だし薄ければ良いというわけではないのです。平地なら夏向けとして万能かもしれませんが山だと使い所を選ぶ素材です。
*晩夏の登山では稜線の風にさらされたこともありずっとレインウェアを着ていました。周囲を見ると冬用のメリノウールシャツ着ている人もいたのでウィックロンクールは山向きとは言えないのかもしれません。
春夏アウトドア用に持っていて損をしないシャツ
メリットや気を付ける点を挙げましたが春夏アウトドアに持っていて損をしないシャツだと思います。特にモンベル製品は同じ機能を持った他社製品よりも導入しやすい価格であることもオススメできる点です。「クールロングスリーブジップシャツ」は税抜き4,300円ですが他メーカーだと7,000円になることも珍しくありません。同じ素材を使用したサイクリングジャージもラインナップされていますが、こちらも他メーカーと比較して安い方だと思います。私はスポーツ自転車に乗り出したあたりから使用していますが価格と性能の面からこれを超えるものに出会えていません。無理して探す理由がないくらい使いやすいシャツだと思います。