タイトルほどたいそうなものではありませんが、キャンプっぽいことをしてきました。夏に使用する予定があり今春リニューアルされた「モンベルのステラリッジテント2型」を調達。事前にテント設営の練習と他の装備も試そうということで「彩湖・道満グリーンパーク」に行きました。
交通手段の関係でこれらの装備をロードバイクに積載し彩湖まではサイクリング。いつもと違ってバックパックを背負ってのサイクリングで大変かと思いましたが意外と走れるものです。特に何の問題もなく彩湖に到着。
バーベキュー広場にて早速ステラリッジテントの設営を行います。まずはステラリッジテント・レインフライシート・グラウンドシート。
グラウンドシートを敷きます。
ステラリッジテントは値段・スペース・重量の兼ね合いで2型を選択。長細い袋にはポール。小さい袋はペグと貼り縄が入っています。今回はペグなしで設営しました(設営後風が出てきたので後からペグで固定)。
テント本体を広げ、その上に展開したポール置きます。ポールの交差部分とテント本体上部のパーツを接続し後はポール受け穴に差し込んでフックに引っ掛けていきます。
テントらしい形になりました。設営時の注意点としてはどのテントにも言えることですが。ポールをしならせる関係上周囲と自分の立ち位置に気をつけないと事故になるなと思いました。
ポールについては短い筒状のパーツが入っています。ポールが破損した際の応急処置用のパーツです。『ゆるキャン△』にも出てきたアレです。
最後にフライシートをセッティング。カタログやサイトで見るステラリッジテントの形になりました。写真撮ったり説明書を見ながら設営しましたが非常に簡単でした。長いポールを扱うので周囲に注意すれば特に難しいところはありません。
中はこんな感じです。グラウンドシートを敷いていますが地面の凹凸は感じるのでテント内にもスリーピングマットやブランケット類がほしいところです。テント内はフライシートの色が差し込んでくるのでフライシートの色次第で雰囲気が変わります。私は涼しげで爽やかな感じが良いと思いピーコックを選びました。
先に書いたように私が買ったステラリッジテントは2019年3月にリニューアルされたものです。従来品は「スリーブ式」というテント本体にポールを通すタイプでしたが今回から「吊り下げ式」に変わっています。公式サイトにも紹介がありますがフライシートとの間にクリアランスができるので結露しにくいというメリットがあります。まぁ、風が強いとポール以外の部分はくっついてしまいそうですが・・・。
サイズについては私のようにソロで使う場合は1型と2型で迷うことが多いと思います。私も迷いましたがテント内での快適性を取って2型を選びました。実際に中に入って荷物も運び込んで見て2型にして正解だと感じました。
一通り設営と撤収まで行ってみてステラリッジテントは非常に扱いやすいテントだと思いました。値段と性能から登山でステラリッジテント率が高い理由もよくわかりますし、これを選んでおけば失敗はないと感じさせるものがあります。
テント以外にもこの「alite(エーライト) Mayfly Chair メイフライチェア」を組み立ててみます。「チェアワンミニ」も持っていますが「ゆるキャン△」の影響で買い足したものです。なでしこちゃんと同じカラーです。
チェアワンなどと同じくポールを展開して・・・
座面をかぶせればあっという間に完成!!
チェアワンと比較するとポールが若干ヤワな感じがしますが座り心地はこのメイフライチェアが上だと思います。それに明るくて元気が出るカラーとデザイン!!
その他にSOTOの折りたたみテーブルとガスバーナーを準備。
SOTOの「マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター 」という製品ですが、標準で付属のゴトクは他のレビューにもありますように安定感に欠けます。別売りの4本ゴトクを使用することをおすすめします。
『ゆるキャン△』にならいカレーメン・・・といきたいところでしたが、あいにく家に無かったのでカレーメシです。
そのままというのもつまらないのでフリーズドライ野菜と大豆ミートを追加。
あとは沸騰したお湯を注いで完成!!
メイフライチェアにゆったり腰掛けてカレーメシをいただいたところで『ゆるキャン△』のリンちゃんのセリフが浮かびます。
「ソロキャンは目的が無いと時間を持て余す」
今回は「テントの設営練習とお湯沸かしてカレーメシを食べる」というところが目的だったわけですが、今後に関しては「やる事」を決めておかないと本当に暇を持て余すと思いました。このあたりはサイクリングも目的が無いと「ただ走るだけ」になってしまう部分で似ていると思いました。
余禄として今回はサイクリングと併せてテント設営練習等々のなんちゃってキャンプをしたわけですが、ロードバイクでも意外と荷物が運べることは発見でした。バックパックとリンプロジェクトの大型サドルバッグを使用しましたがまだまだ荷物が入ります。バックパックを背負ってのサイクリングはそれなりに負担なのでフレームバッグやフロントフォークキャリア等積載方法で工夫が必要ですが、ロードバイクでの遊び方にも幅が広がるということがよくわかりました。まぁ、そういうことを本格的にしたいとなればグラベルロードやツーリング車にした方が良さそうですが・・・。