バスマティライスとレトルトスパイスカレーでビリヤニもどきを作る 材料次第で意外とそれっぽい味になります

 以前にバスマティライス分を補給すべくビリヤニを食べにいった話を投稿しました。それから通販でバスマティライスを調達できたので「ビリヤニっぽい何か」を自宅で調理しました。ピリヤニっぽいと表現したのは単純に材料や調理方法が異なるため。作り方は本物を意識していますが基本は手抜き調理法です。自画自賛になりますが意外と味・雰囲気は近づけた出来になりました。

ビリヤニの調理キットが充実しています 

 最近は通販・実店舗でビリヤニの調理キットが充実してきているので自宅で調理するのもハードルがだいぶ下がったように思います。カルディでもこういう「ビリヤニキット」が売っていたので購入しています。特にスパイスの扱いは難しいので最初から準備されていると非常に助かります。

 ちゃんと調理方法もしっかり記載されています。ビリヤニは「炊き込みご飯」の部類に入りますが、混ぜ込むのではなくソースとライスを段々に重ねて炊き込むのが特徴的な調理方法です(地域・メニューでここも違ってきますが)。鍋で炊くにしても炊飯器を使用するにしてもこの点を意識するとビリヤニっぽい見た目と味わいに近づくのかなと思います。

 このビリヤニキットでも調理する予定ですが今回はもっと手抜きでそれっぽいものを錬成します。特にソースについては業務用スーパーに売っているレトルトカレーをそのまま使用します。調理でもなんでもない気がします……。

バスマティライスを炊きます

 通販で調達したバスマティライスを炊きます。ネットやYouTubeでも多く投稿されていますが「湯取り法」という炊き方です。炊くというよりは煮る感じです。

 まずはバスマティライスを軽く濯ぐように洗米して水に漬けておきます。細長いお米なので「研ぐ」とぼろぼろに割れるので注意。研ぐのではなく濯ぐだけです。浸水時間はよく30分程度と言われていますが、余裕があれば一晩置くくらいでも良いと思います。今回は2時間ですが浸水時間が長ければ加熱時間を多少短くできます。

 こんな感じで水が染み込んで白くなればOK。

 沸騰したお湯にバスマティライスを投入します。このお湯に下味・香り付けのために塩・ホールスパイスとギーなどの油を加えて炊くのが一般的なようです。ただ、自宅にスパイスなどがそう置いてあるわけもなく、今回は粉末状のクミン・オールスパイス、オリーブ油を少々加えています。オールスパイスは肉料理などカレー以外にも使えるので割と汎用性のあるスパイスだと思います。

ライスを加えて沸騰したら弱火にして8分ほど茹でます。ビリヤニだと炊ける一歩手前くらいでソースと合わせて炊くようですが、「バスマティライス単体」でも炊いておきたいので最後まで加熱します。

 今回は長めに浸水していたためか8分しないうちに柔らかくなっていました。お米の芯が残っていないことを確認したらお湯をよく切って10分ほど蒸らします。これでさらに余熱が入るわけです。鍋蓋をする前にラップも使ってぴっちりと蓋をしています。

蒸らしも終わってバスマティライスが炊き上がりました。ライスとスパイスの香りが部屋に充満しています。今回は200gを炊きましたがかさが増えています。これは2倍ではなく2.5倍かな……。

 バスマティライス単体でも欲しかったので約400gを別容器に移しましたが、それでもまだこれだけ入っています。200gを測って炊いて……おや? 炊き上がりの総量はどうなっているんだ……?

 別にしたバスマティライスは薄いおにぎり状にして冷凍保存。この辺の扱い方は他のお米と同じ。

カレー部分はレトルトカレーをそのまま使用

 グレービーソース・カレーソースについては今回は業務用スーパーで買ってきたレトルトのカレーを使用します。これをそのまま使います。ソースがサラサラしたスパイスカレータイプなので違和感は少ないと思いチョイス。日本的なとろみの付いたカレーを使う場合は、水で伸ばすなどの工夫が必要かもしれません。そうしないと後の工程で焦げ付く可能性があります。

 今回使用しているカレーは骨付き肉が2本入っている豪勢な仕様。ソースが少ないかと思いましたが加熱したらだいぶ水っぽくなりました。

 ある程度加熱できたら先ほど炊き上げたバスマティライスを乗せます。ライスで蓋をするような感じです。ライスを乗せたら2分ほど強火で加熱します。多少焦げ付くはずですが気にせず加熱します。そのあとは火を消して蓋をしっかりした上で10分ほど余熱で蒸しあげます。一般的なレシピだと弱火で約8分加熱して10分ほど蒸らすようですが、ガス代がもったいないので消しておきます。意外と余熱で火がしっかり入るので特に問題ないという判断もあります。

 こちらが炊き上がったビリヤニもどきです。ご飯が少なかったので下のカレーがわずかに見えていますが変に焦げたりせず悪くはない出来栄え。

 さっくりと下からすくうように軽く混ぜます。このまだらに混ざった見た目でビリヤニっぽく見えます。さらに使用したカレーのおかげなのか、本格的なスパイスの良い香りがしてビリヤニに近づいた感じです。知らない人が相手なら騙せるかもしれません。

添え物でさらにビリヤニっぽく

 お皿に盛り付けて完成です。ここでさらにビリヤニっぽくする工夫としては「フライドオニオン」と「ヨーグルトソース」を添えること。苦手でなければパクチーを乗せるのも良いでしょう。彩りも良くなります。今回は調達できていないのでパクチーなしです。

 ビリヤニには「ライタ」というヨーグルト・スパイスみじん切りの野菜を混ぜたソースが欠かせません。これがあるだけで味わいがマイルドになって後味も良くなります。材料があればライタくらいはしっかり作る価値はあると思います。ただ、今回は手抜きに手抜きを重ねてヨーグルトにクミンを混ぜ合わせただけのものを添えています。ライタも使うヨーグルトによって味がかなり変わってきます。個人的には雪印メグミルクの「ナチュレ恵プレーンヨーグルト」が好きです。

意外とビリヤニっぽい味わい

 完成したビリヤニもどきですが食べてみると意外とビリヤニっぽい味わいになっていました。自画自賛ですが手抜きの割には意外と上手くできました。

 最低でもバスマティライスと本場っぽいサラサラのスパイスカレー、フライドオニオン・ヨーグルトソース、有ればパクチーを用意できればなんとなくビリヤニっぽくなるのではないでしょうか。もしもボンカレーみたいな日本的カレーを使用していたら「だいぶ違う」仕上がりになったのではないでしょうか。それはそれで日本人の舌には合いそうですが。

 今回は手抜きに手抜きを重ねたものを作りましたが、ビリヤニキットも手元にあるので時間を見つけてビリヤニを作ろうと思います。これから本格的に暑くなってくるので、ビリヤニなどスパイスが効きつつも軽めのメニューでなんとか乗り切りたいところです。