アクションカム用に「TELSEN バックパックショルダーストラップクリップマウント」を購入しました。バックパックのストラップに挟み込んでアクションカムをマウントするという製品です。これにより両手が自由な状態でアクションカムによる撮影ができるわけです。
両手フリーで安全・快適!!
実際に使用してみた結論ですが両手が自由になるので非常に快適です。手持ち・自撮り棒のように手が塞がることが無いのでアクティビティにおいて何より優先すべき「安全性」を確保できます。また、カメラ性能に依存しますが、手持ちで撮影するよりも手ブレが格段に軽減できます。
観光客がよく使用している「自撮り棒」や手持ちでも手が塞がると転びそうになった時などに対応が遅れてトラブルの元になります。昨年の「塩の道祭り」の時の動画がわかりやすいのです、が手が塞がる以外にも映像の手ブレが酷いことになります。さらにアクティビティ中に手が塞がるので安全面でも大きなリスクが伴います。
ヘルメットマウントやストラップなどアクションカムのマウントはいくつか存在しますが、いずれにしても安全面も考慮すれば両手をフリーにできるようにする方が良いでしょう。
TELESINのクリップマウントについて
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両手フリーで撮影すべく新たに調達したのがTELESINのクリップマウント。これを選んだ理由は単純に安かったから。
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見た通りですがマウント形状から本来はGoPro用です。使い方も単純明快でバックパックのショルダーストラップにクリップで挟んで固定するだけです。
なお、本製品よりもさらにアームの可動域が増した「TELESIN 360回転バックパッククリップ」なる製品もあります。ボール雲台を採用しているのでさらに自由なアーム角度の調整が可能です。私はケチって今回のマウントを購入していますが、GoProを使用している方は360度回転対応板を強くオススメします。(理由は後述)
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私が使用しているSONYのアクションカムはカメラなどに採用されている1/4ネジなので別途、「変換用アダプター」が必要です。(最近、ねじ穴を舐めてしまったのですが長さの関係からかアダプターはなんとか付けられました)
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マウントのクリップは挟む力が強く、ギザギザが付いているのでしっかり固定できます。かなりガッツリと食い込んでくれるので下手に引っ張られるとバックパックのベルトの方が傷みそうです。少なくとも歩いたり走ったりのレベルでボロリと落ちる心配はないでしょう。
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マウント部分は360度回ります。こちらもだいぶ固いので回すのに力が必要。ただ、使用中にカメラの重さに負けて動いてしまう心配はないでしょう。あと、マウント部分とクリップ、アームの角度を調整することで「自撮り棒」のようにして使用することもできます。ボール雲台のような自由度はありませんが構造が単純なので「わかりやすい」製品だと思います。
カメラの角度・位置調整は苦労する
変換アダプターも使用して実際にバックパックのベルトに装着してみました。ただ、クリップで挟むだけなので装着自体は簡単です。それ以上、特に触れることはありません。ただし、気になったのは「カメラの角度・位置調整」の自由度がとても低いという点です。
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バックパックのベルト、つまりは胸のあたりに装着するのが一番想定されるところですが、その場合だとベルト・身体のラインの関係からカメラは「少し外側」を向く形になります。今回は三脚用ネジ対応のアダプターを噛ませているのでカメラの向きを正面に向けるのはさほど難しくありません。ただ、GoProで運用する場合はカメラ本体・マウントに回転軸が無いのでカメラを真正面位向けられません。カメラの画角をワイド設定にすれば「対象が見切れる」ということは避けられると思いますが少し外を向いた映像になりそうだなと思いました。
あれば便利な動画撮影のお供
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位置調整に面倒なところがありますが単純な機構なので使いやすさや応用の幅がある製品だと思います。SONYのアクションカムだと見た目が不格好ですが、両手が自由になるというのは大きなメリットです。登山だと機材選択として評価が分かれそうですがハイキングなら使った方が便利(安全)だと思いました。