満開になった松本城の桜を楽しむ

 松本城の桜がすでに咲き始めているとのことで慌てて見に行きました。例年の満開時期は4月上旬から中旬。昨年、松本城の桜を見に行ったのが4月10日だったので、10日以上も今年の開花は早かったようです。

 4月に突入し最初の週末ということもあり混雑しています。昨年に比べて外国からの観光客が増加しているのが分かります。雑踏から聞こえてくる会話がほぼ外国語。敷地内は人を見ているのか桜を見ているのかわからなくなるような状況でした。

 あと、旧博物館前からのこの撮影アングルはあまり知られていないのでしょうか? ここはあまり人が来ていないのですが、ここからのお城と遠くの山々を視界に収められる眺めも素晴らしいです。ちらほら来る人もいましたがガイドさんに聴いたようですね。

 極力、人を写さないように写真と動画を撮影していきます。東京の上野公園や飛鳥山公園と大きく異なるのはお花見のブルーシートがないことでしょうか。それが無いだけで全然快適度や回りやすさが違います。

 気象予報サイトを確認すると「7分咲き」とのことですが、パッと見た印象では満開と言って差し支えないように思います。敷地内も外堀も綺麗に咲いています。

 後述の夜桜ライトアップも綺麗ですが個人的にはお日様の光を受けた桜の方が好きですね。青空に桜の花がよく映えます。

 蕾の木もそこそこ見受けられたのでもう数日から1週間くらいは楽しめるのではないかと思います。気温と風の具合次第でしょうか。

 敷地内を回って撮影したものを何枚か。

 外堀の桜並木も綺麗に咲いています。人がやたらごった返している敷地内よりも外堀を歩きながら眺める方が楽しめている気がします。

 樹によって咲き方にムラがありますが、そのおかげでもう数日は満開の桜が楽しめそうです。

 話が逸れますが最近気になることがあります。それは観光客などが自分の腕で頑張って自撮りしている場面を見かけること。松本城でも撮影台を準備して写真撮影サービスを1,000円で実施しているのを見かけました。それを利用するよりは自分で撮影した方が節約になるということでしょうか。

 ただ、自撮り棒を使うならともかく自分の腕だけで自撮りはいかにもそれっぽい写真になります。例の感染症のこともあるのでやむを得ないところはありますが、声をかけてくれればプロレベルと行かないまでも写真撮影くらいはするのになぁと思った次第。

 今回もお節介かと思いましたが何組か撮りました。腕を精一杯伸ばして頑張ってシャッターを切ろうとしているので苦しそうな表情になっているのです。おそらく本人は自覚がないと思いますが。せっかく観光に来て家族や恋人と写真を撮るのにそれだとあまりに残念じゃないですか。話が逸れましたが最近よくそういう場面に出会すのでここで消化。

 桜の開花に合わせて松本城では本丸庭園の桜、外堀沿いの桜並木のライトアップイベントが行われています。同じイベントだと思っていましたが「夜桜会」「光の回廊」という別イベントだそうです。わかりにくい……。

 昼間とは違った見せ方でこれはこれで良き。

 全体的にライトが眩しすぎる感じもしますが、水面に映りこんだ桜も美しいです。

 行く途中に通りかかった女鳥羽川沿いの桜も満開でした。ここ以外も至るところで桜が満開だったので松本市内を適当に回っているだけでも桜が楽しめます。Twitterで安曇野エリアの桜も咲き出していることを把握したので、常念道祖神などのスポットも早めに見に行きたいと思います。