松本市城東に「まぜそば専門 とら 本店」がオープン ピリ辛の美味しいまぜそばをいただいてきました!!

 先日、「マツモト建築芸術祭」の会場を回っている際に「まぜそば専門 とら 本店」というまぜそば専門店を見かけました。2月16日オープン予定とのこと。実は「台湾まぜそば」という料理は食べたことがなかったので試しに行ってみることにしました。

 店舗はかつての善光寺街道でもある143号線沿いにあります。ただ、お店自体が小さな蔵を改装した建物であることに加え、奥まったところにあるので見落としそうな位置です。

 帰り際にスタンプカードをもらいましたが、営業時間はランチタイムが11時〜15時、ディナータイムは17時〜20時だそうです。なお、「本店」とありますがお店自体はこの1店舗のみ。今後、支店を展開していきたいらしいです。

 Google マップを埋め込もうと思ったのですが、検索するとなぜか「発酵とスパイス」の位置にピンが立っている状況……。発酵とスパイス隣のメディカルエステアージュのさらに隣の建物です。

 メインメニューである台湾まぜそばはいくつか種類があります。また、ニンニクの有無を選べます。

 トッピングとライス系サイドメニューもあります。

 内装も壁や天井を見れば以前の蔵の面影を伺うことができます。他のお客さんもいるため店内の写真はほとんど撮れていませんが、カウンター席と奥の部屋にテーブル席が2つでした。開店直後に行ったので空いていましたが、席数が多いわけでは無いのですぐに満席になりそうです。

 「堀田氏」と書かれていましたが元の持ち主のことでしょうか? 聞き忘れちゃった。

 今回は「DXまぜそば(並)」を注文。写真だと分かりづらいですが並でも結構量があります。並にしておいてよかった。

 卵黄が一際綺麗に輝いています。右下にはにんにくと鰹節粉?

 台湾まぜそば自体が初めてなので壁に掛けてあった「まぜそばの食べ方」を参照。

 汚い絵面ですが混ぜろと書いてあるので満遍なく混ぜてからいただきます。唐辛子が見えたので辛いかと思いましたがピリ辛なレベルです。すごく辛いというほどではありません。それよりも鰹節の香りと卵黄によるまろやかさで見た目よりは食べやすくおいしかったです。おそらく卵黄が無かったらだいぶ尖がった味になっているのでしょう。

 あと、にんにく有りにしましたが鰹節の存在感の方が強くてそこまでにんにくは感じませんでした。店内に入った時点でニンニクの香りが強かったので麻痺していただけかもしれませんが。

 最後に「追い飯」なるものを投下。麺の後にライスはやらないですがせっかくなので……。ピリ辛のひき肉、卵黄・鰹節粉でおいしく無いはずがなく、麺よりもライスで食べたいという人も出そうなくらいにマッチしており美味しかったです。

 初めて台湾まぜそばを頂きましたが食べやすくて美味しかったです。個人的には麺も温かいのでつけ麺よりはこちらの方が好きです。(つけ麺など冷たい小麦麺を食べるとお腹が痛くなる)

 そのほかメニューとは関係ありませんが自前の駐車場がありません。そのため基本は徒歩での来店になりますが、車社会なこの地域で駐車場なしがどの程度影響するのか?

 前にも別記事で触れていますがかつての善光寺街道は古くからの蔵がそこそこ残っています。こんな感じで貸し物件になっているところもあります。中には管理・維持に困って解体されるケースもあるわけです。今後もこういった建物について店舗利用など活用が進むかも地域にっても大きな運命の分かれ道になるのでしょう。