ダホン インターナショナルからダホン40周年アニヴァーサリーモデルが出るらしい

*アイキャッチ画像は手持ちの別モデルの画像です。

 ダホンのインターナショナル(武田産業)*からDAHON40周年記念のアニヴァーサリーモデルが出るとの発表が出ていました。今は折りたたみ自転車を所持していないのですが自分がスポーツ自転車乗り出すきっかけがダホンなので定期的にチェックしています。過去にも出しているアニヴァーサリーモデルとは毛色が違うので思ったことをつらつらと書き綴っていきます。使える画像もないので文章だけですがご了承ください。

*日本ではアキボウと武田産業の2社を代理店として展開しています。この記事で触れる2モデルは武田産業のダホンインターナショナル版です。

現在2モデルが発表されています

 アニヴァーサリーモデルですが現在、「ANNIVERSARY 40 ( 税込 ¥ 604,780 )」と「Mariner D8 Limited Edition( 税込 ¥75,900 )」の2モデル発表されています。価格差があまりにも両極端ですが仕様や過去に出ていたモデルを踏襲するなど記念モデルにはふさわしい内容なのかなと思います。高い方のモデルは世界で249台限定だそうですがマリナーは何台作られるのか記載がないので流通台数は気になるところです。

「ANNIVERSARY 40 」


「ANNIVERSARY 40 」はカーボンフレーム製でDashAltenaなどと同じく「ロックジョー」という折りたたみ機構を備えているハイエンドモデル。フレーム形状は「クリンチ」を彷彿とさせる形状です。インターナショナル版からロックジョー機構搭載モデルが出ること自体珍しいのでプレリリース見た時にアキボウの記事かと一瞬錯覚しました。

 このモデルについては仕様よりもその価格に目が行ってしまいます。昔のアニヴァーサリーモデル同様に50万円台です。個人的には記念モデルで世界249台限定でも購入する人がどれくらいいるのか謎に思えるモデルです。昨今の情勢もありますがシマノ105リアディレイラー、油圧ディスクブレーキ、カーボンフレーム、記念モデルであることを踏まえても率直に高すぎると思います。一昔前だと有りだった気がもしますが今だとカーボンミニベロロード「カラクル」も存在するので微妙。まぁ、ミニベロ……特に折りたたみ自転車はロードバイク以上に趣味的な乗り物だと思っているので買う人は買うのでしょう。でも、DashAltenaと同じ形状だったら危なかったかも……。

 あと、どうでも良いことですがカーボンフレームのカーボン部分とロックジョー部分のアルミ部分の継ぎ目はどういう処理になっているのかは気になります。

Mariner D8 Limited Edition」

Mariner D8 Limited Edition」はかつてインターナショナル版で存在していたマリナーというモデルのまさに正統後継モデルといった感があります。マリナーの名前の通りチェーンが防錆チェーンだったりと一部部品が錆防止系のものが使われていたはずです。海外の海がある地域での使用も視野に入れたモデルとのこと。個人的にはこちらの方が大本命だと思っています。(だって、上のモデル手が出ないでしょ……。)

 見た目からの印象での話になりますが、マリナーは現在も出ている「ビテッセ(ビテス)」やダホン国内版の「デフター」に連なるフレーム形状です。かなり昔に乗っていたのでわかるのですが、ビテス系フレームは他モデルのフレームに比べて軽量です。今回のモデルは車体重量が12.5kgとなっていますがキャリア類を外すだけで相当軽くなるはずです(かつて通った道)。以外にもお値段が昨今の情勢下の割に良心的なので「カスタムベース」にしても良さそうなモデルだと思います。あとは値段と仕様からボードウォークの対抗馬になりそうです。具体的なパーツ名が不明ですが8段変速らしいので扱いやすい仕様だと思います。

ダホン(アキボウ)からのアニヴァーサリーモデルが有るのか無いのか……。

 今回触れたのはダホンインターナショナル版のモデルです。K3やDash Altena、Speed Falco、DEFTARはアキボウ展開のダホンです。こちらのダホンからも何かしらアニヴァーサリーモデル的なものが出るのか出ないのか。ダホン40周年の節目で出てしかるべきな気もしますが、昨今の厳しい生産環境、物価上昇などから出ないことも十分あり得ます。

 ただ、アキボウさんにはアニヴァーサリーモデルじゃなくて良いので、海外で出ている「K3 PLUS 」を投入して欲しいなと思う次第です。