松本市内の桜を巡るミニベロサイクリング 弘法山古墳・千鹿頭池

 松本城の桜に気を取られて忘れていましたが「弘法山古墳」の桜も見ごろを迎えていたのでミニベロでサイクリングがてら見に行きました。そのほかに帰路で見かけた「千鹿頭池(ちかとういけ)」の桜も立ち寄って見物。

 薄川沿道も桜が満開でした。河川の工事中らしく重機が川に乗入れいています。

 車の多さに辟易としつつ弘法山古墳に到着。昨年とは違う「泉小太郎像」がある入り口から入ります。とにかく車が多くて昨年の駐車場まで回り込む気力が失せたのが理由。

 遠くからでも一目見てわかりますが古墳敷地内の桜はどれも満開。

 駐車場からの遊歩道は人が多いのですが泉小太郎像からのルートはほとんど人がいません。

 弘法山古墳は「前方後方墳」でこの写真は後方の丘から撮ったものです。少し降りたところ(写真左側)が前方部。

 南松本方面が若干ガスっていたのは残念。

 ちょっと気になったことを一点。人が多くて写真はありませんが後方部の一番高いお山にはゴツゴツした石が敷かれたエリアがあります。「立入禁止」とあったのですが来た人は気にせず入り込んでいました。おそらく立ち入り禁止表示に気付いていないのでしょう。古墳の保全目的であるならロープなどで敷居を設けることは必要だと思います。

 薄川方面の眺め。ゴルフ練習場のネットが目印ですね。

 前方部でしゃがむことにより桜で市街地を隠して撮影。昨年は散り始めだったのですが今年は良いタイミングで来れました。

 帰路で千鹿頭神社前の「千鹿頭池(ちかとういけ)」の桜を見かけたので寄り道。神社は諏訪信仰とつながりがあり神木を建てる御柱大祭も行なわれています。神社名も「鹿の頭」とあることからも諏訪大社の「御頭祭(おんとうさい)」が浮かびます。

 神社前の「千鹿頭池」は灌漑用のため池だそうで駐車場・遊歩道・展望台が整備されています。今回は桜がメインなので神社と展望台は割愛。まぁ、この地域の言葉で言えばそこまでまわる「ずくが無かった」ということです。

 沿道からもわかるくらいに満開を迎えていました。

 鳥居近くの駐車場からの撮影。奥の桜が咲いているスポットは案内図の「ソウガ平」にあたるところです。

 

 特段、何かあるというものではありませんが、のんびり歩くにはちょうど良い感じの遊歩道です。奥(山側)まで進むと遊歩道の工事中なのか通行止めとなっており案内図にように池を一周することはできません。

 行き止まりになっていたところから対岸の桜を撮影。山の上に見える建物が千鹿頭神社です。1つは気に隠れていますがこの場所からだと3つ建物(神社×1・拝殿×2)が並んでいるのが特徴的ですね。そういえば「なぜ対岸に行かなかったのか?」と写真整理をしていて後から気づきました。ずくが無かったのかと言えばそうではなくこの対岸からの眺めに満足していたからだと自分で推測。

 今回はミニベロで走りつつ主に2箇所の桜スポットをまわりましたが桜の満開ラッシュで回りきれない状況。次週の後半は天気が崩れるためこのあたりが限度かなとも思う次第。安曇野方面も咲いているのでそこも回りたいところです。