久々にマウスを導入しました ロジクール「Pebble M350」レビュー

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 今回はロジクールの「Pebble M350」というマウスについての記事です。自分でもまさか今更マウスを買うことになるとは思っていなかったのですがこのマウスが値段の割に意外と良かったので記事にしてみようと思った次第。

Illustratorの操作にはマウスの方が便利(マウス導入理由)

 「なぜマウスを導入したのか?」ということですがアドビの「Illustrator」での作業が増えてきたためです。パソコンでマウスは一般的な周辺機器ですが私は使っていませんでした。MacBook Proのトラックパッドや「Magic Trackpad(旧型)」で十分だったからです。

 ところが仕事でIllustratorを使用する機会が増えたのですがトラックパッドだと画像やオブジェクトの操作で「指」が非常に疲れます。少しの作業なら問題ありませんが長時間に及ぶと簡単な操作も辛くなってきます。ちなみにペンタブだとペンでタッチした際に画像がズレるなどの事故が発生します。このようなことからIllustrator作業ではマウスの方が良いと思いマウスを購入することにしました。実際に使い比べて気づきましたがマウスのように手の平が端末に乗っかっているだけでも手の疲労が違います。

 Illustratorでイラストを描かれているある作家さんが「MacBook Airとマウスで作品を描いている」というのを画集で見たことがあります。実際にがっつりとIllustratorで作業をしてみるとマウスの方が効率的なんだとよくわかりました。

ロジクール「Pebble M350」購入理由

 今回購入したのはロジクールの「Pebble M350」というマウス。これを選んだのは「価格が安かった」からです。元も子もない理由ですが無線、電池式、静音性というマウスとして不足ない内容で価格はなんと約2,000円。他にもそれらしい理由を挙げればロジクールの出している製品は手堅いものが多いので失敗がほぼ皆無であることも選んだ理由です。昔、職場でロジクールのマウスを使っていましたが下手なマウスよりマウスよりも機能や耐久性などコスパが高かった記憶があります。

ロジクール「Pebble M350」仕様や使った感想

 「Pebble M350」本体ですが購入して数年間収納に眠っていたアップル純正マウスと並べるとこのサイズ感です。重量は電池とワイヤレスレシーバー込みで78g。細かい寸法は公式サイトで確認してほしいのですが手の平が乗っかる一番厚みのある箇所で2.5cm。アップルのマウスの方がまだ薄いのですが同じロジクール製品の中ではかなり薄い方です。全体的には薄くのっぺりしたフォルムなのでバッグに収納するなど持ち運ぶ際には出っ張ったりしないと思います。

 ボタンは左右ボタンとスクロールのみのシンプルさ。高機能マウスについているサイドボタンなどはありません。デザインを含めて非常にシンプルです。私の用途に関しては余計なボタンがあると誤操作の原因になるので特に問題になりません。

 このマウスは電池式です。「18カ月の電池寿命」とパッケージにありますがこれは実際に使っていくうちに判明するでしょう。別にそこまでは期待していませんが1カ月以上持つなら十分だと思います。

 電池式という部分は評価の分かれる所ですが個人的にはこちらの方が好きです。アップルのマウスのようにひっくり返して充電するのはスマートではないですしエネループなどの充電池で交換してすぐ使える方が使い勝手が良いです。

 個人的に珍しいと思ったのが電池ブタがマウスの上面です。上面パネルはマグネットでくっついています。これを外すと電池とワイヤレスレシーバーが入っています。同社の他のマウス同様にワイヤレスレシーバーがマウス内に収納できるのは紛失防止になって良いと思います。

 無線接続用「ワイヤレスレシーバー」が付属していますがBluetoothでも接続可能です。私は普段はBluetoothで接続しています。マウス裏側のボタンで接続方法を切り替えることができます。ブルーのランプだとBluetooth接続、グリーンのランプだとワイヤレスレシーバー接続です。今時、Bluetooth非対応のパソコンは存在しないので切り替え機能を使う機会があるか疑問に思うかもしれません。しかし、パッケージにも記載がありますがiOSにも対応しているので「スマホ・タブレット・他PCなど複数台でマウスを使い回したい」というときにボタン一つで切り替えができるので有用な機能だと思います。

 この製品の売りである「静音性」についても触れておきます。パッケージにもわざわざ書いてあるくらいですが本当にクリックの「カチカチ音」がしません。クリックの際に手応えはありますがカチカチ響くような音は出ません。私はカフェや図書館など外で作業することはありませんが出先作業をする人にはこの静音性は魅力的だと思います。

コスパ抜群の静音マウス

 価格の安さ9割で「Pebble M350」を購入しましたが静音性とシンプルな外見・機能、実用に支障がないレベルのフラットさで非常に使いやすくて驚きました。近くの家電量販店でもiPhone、iPadでも使用できるためかApple製品の隣に陳列されていました。デザインや形状にクセがないので様々な端末と合わせやすく非常にコストパフォーマンスに優れる製品だと思います。