「MYPROTEIN(マイプロテイン)」導入後レビュー

 昨今、様々な食品で「プロテイン」が一種のブームになっています。例に漏れず私もプロテイン製品を常用しています。今までに色々試していますが個人的に特にオススメできると思うのが「MYPROTEIN(マイプロテイン )」です。

 主に「Impact ホエイ プロテイン」を使用していますが個人的に感じているプロテイン摂取のメリットやマイプロテインを選ぶ理由とレビューについて書いていこうと思います。

なぜプロテインなのか?

 そもそも私がプロテインを利用しているのは「食事量と栄養の偏りに課題を感じていたから」です。タンパク質は人間の身体を構成する必要不可欠な栄養素です。一般人でも1日に自分の体重と同じ量のタンパク質摂取が必要とされます。さらにスポーツをやっている人は2〜3倍必要です。タンパク質を豊富に含む食材は主に肉類・魚類・卵・大豆製品・乳製品が挙げられます。参考に下記食材のタンパク質保有量です。

  • 鶏むね肉(皮なし) 100g・・・24.4g
  • 豚肩ロース 100g・・・17.1g
  • 牛肉かた赤身100g ・・・20.2g
  • 卵1個(Mサイズ)・・・12g
  • 牛乳100ml・・・3.3g
  • 木綿豆腐・・・7g
  • 納豆1パック・・・7g

 *食品成分データベース参照

 しかしながら実際に食事から摂取していくのは意外と大変です。タンパク質豊富な食材はほとんどの場合で脂質など余計なものがセットになっていたり量の割に含有量が少ないケースがあります。特にタンパク質を意識しつつ食事をしていくと脂質など余計なものを摂取しすぎて「カロリー過多」による肥満リスクが生じます。

 次にマイプロテインの1杯(1スクープ25g)あたりの栄養成分がこちら。

マイプロテイン 1杯分の栄養成分(フレーバー等で若干の差異あり)

  • カロリー・・・103kcal
  • タンパク質・・・21g
  • 脂質・・・1.9g
  • 炭水化物・・・1g
  • 食塩相当量・・・0.13g

 1杯あたりのカロリーが少ない上に余計なものがほとんど付いてきません。あとは炭水化物と野菜の心配だけすれば栄養が酷く偏るという事態は避けられます。

 私の場合は上記以外にも「量」を食べられなくなっていることも理由にあります。正直、自分でも驚いているのですがラーメン屋さんによくある「ラーメン+〇〇丼のセット」だけではなく一般的な「定食もの」すら完食が非常に困難です(ちなみに病気ではありません)。入るには入るのですが食後は苦しいです。体感でわかるくらいに消化にエネルギーを取られているのがわかります。このようにある程度の量が入らなくなると必然的に摂取する栄養素も偏りが生じます。

 これらのことから効率的に栄養を摂取して偏りを是正したいと思いプロテインを飲むようになりました。つまり私の場合は「栄養用補助食品」としての利用が主目的となります。

プロテイン摂取のメリット

 プロテインの最大のメリットは「余計なものを摂らずに必要な栄養を効率良く摂取できる」ということが本質だと思います。

 プロテインは筋肉をつけるためのもの、ハードなスポーツをしている人向けの食品という誤解がありますがそうではありません。先に述べたようにカロリー過多や栄養の偏りを防止しつつタンパク質を無理なく摂取できることが最大のメリットです。

 余談ですがこのメリットは食が細くなった高齢者の方にも活きてくると思います。高齢者に関しては食の細さ以外にも栄養の偏りも課題とされておりタンパク質よりも炭水化物の撮り過ぎが指摘されています。お菓子の食べ過ぎによる栄養の偏りもあるのだとか。お菓子代わりと言うわけではありませんがそのような課題の解決にも一役買えるはずです。

 これに関連して私事ですが一つ後悔があります。数年前に祖母が脚のトラブルが発端で亡くなったのですが、プロテインなどの栄養補助食品でタンパク質やカルシウムを補えていたらある程度予防できたのではないかと思い返すことがあります。お菓子など甘いものが大好きだったのでプロテインの甘いフレーバーはうまくマッチしたのではないかと思います。プロテイン製品にはシリアルバーなどお菓子タイプのものもあります。お菓子はよく買い込んでいましたが魚や肉などをそれほど食べていなかったのでもっと早く知って活用できていれば・・・と思い返すのです。

マイプロテイン とは?

 だいぶ長い前振りになりましたが「マイプロテイン 」はイギリスのオンライン小売業者でプロテイン製品などスポーツ系栄養食品・フィットネスウェアの販売をしています。今回はプロテインの話になりますがプロテイン以外にもアミノ酸関係やオートミールなども扱っています。

マイプロテイン導入の理由

価格の安さ

 私がマイプロテイン を導入したのは「価格の安さ」が一番の理由です。以前よりザバスを飲用していましたが、Amazonでも1kg前後で約4,000円と安くはなく「継続性」で課題を感じていました。マイプロテインはフレーバーで価格が異なりますが1kgで3000円前後です。さらに頻繁に35〜40%割引セールを行なっているので比較して非常に安価です。

 私は複数フレーバーを一度に注文する関係から2.5kgを購入していますがセール割引の適用で3,000円前後です。1kgの値段とほぼ同等の価格になります。ある程度買っておけば私の場合は3ヶ月ほど保つので後述の「味」との兼ね合いでコスパが良いと感じました。

豊富なフレーバー

 味についてもマイプロテインは非常に豊富なフレーバーがラインナップされています。プロテインは特別美味しいというものではありませんがフレーバーが豊富なので「自分に合う味」が何かしら見つかります。また、いくつかの味でローテーションすることで飽きずに続けられるのも導入した理由です。これは先に触れた価格帯ゆえにできることです。プロテインのチョコレート系の味が好きなのも続いている要因。

*公式サイトに人気フレーバーTOP10が載っているので最初はそれを参考にするのが良いと思います

試したフレーバーと味の感想

 プロテインに限らず食品関係で大事なことが「味」です。先に述べたようにどれだけ安かろうが栄養豊富であろうが不味ければ続きません。多くありませんが自分が実際に飲んだフレーバーと味の感想を下記に残します。順番は個人的においしかった順です。なお、基準は「水割り」です。

ナチュラルチョコレート・・・名前そのままで想像しやすい味です。人気フレーバーTOP10入りしている味です。他のプロテインなどで見られるチョコ味とほとんど変わらない味で失敗がないと思います。それ以上特に触れることはない安定のフレーバー。

チョコミント・・・味はそのままチョコミントです。ナチュラルチョコレートのバリエーションという味わい。ちゃんとチョコミント味なのでチョコミント好きなら安心して選べるフレーバーです。

ブルーベリーチーズケーキ・・・公式サイトでは人気フレーバーの上位に食い込む味です。味の再現度も高いので上位なのも納得です。水で割るとスッキリ飲めますがブルーベリー味のジュースみたいな感覚です。牛乳で割った方がよりチーズケーキ感を得られます。

北海道ミルク・・・イギリスのメーカーなのに抹茶など日本語表記のフレーバーがいくつかあります。レビューを見るとわかりますが好き嫌いがはっきり分かれる味です。わかりやすいものは無いか探しましたが練乳が近いと思います。甘ったるいミルク味。

 自分が食べたことのあるものだとグリコのセブンティーンアイス(自販機アイス)の「カラフルチョコ(ミルク)」です。練乳やこういうアイスのミルク味が嫌いでない方にはハマる味だと思います。個人的には水ではなく牛乳で割ると濃厚なミルク感になり好きです。

*水と牛乳で割った時の違い

 フレーバーにもよりますが水で割るとスッキリ飲めて吸収もよくなる一方で味は若干物足りなさを感じます。これはデザート系のフレーバーで感じる傾向です。牛乳で割った場合はカルシウムなど栄養素の追加ができ味わいも良くなります。ただ、牛乳の場合は飲み口が重くなり消化吸収の負担は上がります。もう少し飲み口を軽くしたいのであれば「低脂肪乳」にすれば軽減されます。豆乳割りも有りでしょう。一長一短ですがその辺はトレードオフです。

価格と味の面で継続しやすい栄養補助食品

 マイプロテインを導入した理由や味の感想などを書きましたが「非常にコスパの良い栄養補助食品」というのが私の評価です。特に価格の面で継続しやすいので非常に助かっています。一部の食事に置き換えている部分があるとはいえ「プロテインにこんなにお金はかけられないよ」という想いはあるので続けやすい価格帯であることは重要です。また、プロテイン製品だけが理由ではありませんが、ここ1・2年の体調が非常に良いので多少なりとも効果はあるのだと思います。導入理由やメリットで挙げた課題や悩みをお持ちの方は導入を検討してみても良いのでは無いでしょうか。

 余談ですがマイプロテインには「友達紹介制度」という制度があります。新規アカウント作成時に下記の「紹介コード」を入力・適用すると初回購入時に1,500円割引になります。セール時のコードと重複使用も可能です。また、その際に紹介者(この場合は私)に1,500円の紹介料が入ってくるという仕組みです。

 ネットワークビジネスみたいで好きではないのですがマイプロテイン購入を検討している方で嫌でなければ使えるものは使う精神でご活用いただければと思います。

紹介コード:NILS-R4E7

 マイプロテインは楽天市場・アマゾンでも扱っています。ただ、セールの関係もあるのでまずは公式サイトで検討した方が良いと思います。あと、メルカリでやり取りされているケースがありますが「食品」であることと「賞味期限」という懸念材料があるので原則やめておいた方が身のためです。