無印良品の大豆ミートが思いの外クオリティ高かった

 昨今、「大豆ミート」と呼称される大豆性タンパク質食品が増えています。そんな中、無印良品の大豆ミート食品を見かけたので購入。先に結論を書きますが思ったよりもクオリティが高く美味しかったです。

 今回購入したのはこちらのハンバーグとミートボールの2種類。原材料はほぼ同じです。植物性の揚げ油という表記の有無くらいでしょうか。内容量は両方とも80gですが栄養表示を見るとカロリーなど異なりハンバーグは198kcal、ミートボールは174kcalでした。

 ミートボールは8個入っていました。軽く揚げたのか表面は固い感触です。何も付けずに食べてみましたが薄く塩分と香辛料のような味付けがされています。

 割った見た目と食感はミートボール感があります。トマトソースなどと絡めてしまえば大豆ミートと気づかないかもしれません。

 ハンバーグは写真の塊がゴロッと1個入っています。ここまでの塊だとモスバーガーの大豆ミートパティくらいしか見たことがなかったので新鮮な印象です。

 原材料からミートボールと同じ味だと思いましたがハンバーグの方が若干、塩分濃い目の味付けです。また、形状が違うだけで質感がミートボールと同じなので「ハンバーグ感」はありません。大きめの塊になったことでパサつきがあることも気になりました。ハンバーグ感が乏しいのはみじん切りの玉ねぎが入っていないことや脂質の少なさによるパサつきによるものだと思います。今回は湯煎して加熱しましたが油を敷いたフライパンで軽く焼き目をつけると改善されそうです。

 ハンバーグと思って食べると「これじゃない感」がありますが味としては十分美味しいと思います。少なくともスーパーなどでも見かける豆腐ハンバーグよりは「お肉感」があります。

 味付けの違いこそありましたが形の好みで選ぶというレベルです。個人的にはミートボールの方がそのままでも料理でも使いやすいと感じました。ただ、よくあるヒレ肉状のものよりは「お肉感」のある大豆ミート食品でした。このあたりは無印良品らしいクオリティの高さを感じました。こういったレベルの高い大豆ミート食品が増えてくると今後が楽しみです。

*ハンバーグについては最後はカレーに乗せていただきました。