「ハギス」 のトースティーを食べにウォーキング

 タイトルそのままなのですが「ハギスのトースティー」を食べに「ルッキング グッド」というお店までウォーキングしてきました。以前に「ハギス 」というスコットランドの食べ物をネットで見かけて食べてみたいと思っていました。

 ハギスは羊の内臓や香辛料などを羊の胃袋に詰めたソーセージのような食べ物ですが、どうやら相当クセのある食べ物らしく郷土料理ながら好き嫌いがはっきり分かれるそうです。日本でも缶詰で購入可能らしいですが在庫や値段の面ですんなり買うことは難しいようです。また、一口目以降食べられない味だった場合は不本意ながら生ゴミが生産されることになります。

 生ゴミを発生させるのは宜しくないのでハギスを扱っている飲食店を探してみることにしました。東京の飲食店だとすぐに情報が出てきますがバーやパブなどアルコール取扱店がほとんどです。私はお酒が苦手かつ飲めないのでバーだと厳しいものがあります(同じ理由で焼き鳥屋さんも行ったことがないです)。さらに探してみたところサンドイッチという形ですが扱っているお店を発見し早速行ってみることにしました。

 現在、自転車と離れ離れの状況なのでウォーキングを兼ねて行くことにしました。電車などの公共交通機関は今の情勢下極力避けたいということもあります。

 2月に入りましたが東京は異常と言えるくらいの温かさです。体が温まってきたこともありますがジャケットよりベストの方が良かったと軽く後悔。

 ランチタイム近くだったので屋台が出始めていました。ビリヤニとか美味しそうなメニューがありましたが今回の目的のために足早にスルー。

 今回の目的地である「ルッキング グッド」に到着しました。本来は7時から営業しているのですが新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で11時からの開始でした。

 ハギス 以外のメニューもあります。

 テイクアウトで「ハギスのトースティー」を注文。トースティーはホットサンドメーカーでプレスしたような調理方法です。食べた印象としては先ずはチーズが主張してくる味わいです。全体的に上手くまとまっていて美味しいです。

 今回はハギスがどんな味か知りたいのでお行儀悪いですがパンを開いてハギスのみ頂いてみます。ハギス自体に焼き目が付いているのでハンバーグのようにも見えますがレバーペーストのような状見た目です。味も「香辛料を効かせたレバーペースト」がしっくりくると思います。お店の公式サイトによると食べやすくアレンジしているようです。ネットで見かけるボロボロしたような見た目でもなくアレンジも加わっているので本国ハギスはもっとレバー感などクセが強いと思われます。

 私はモツ煮などレバー系は平気ですが、苦手な人はきっと受け付けないだろうと容易に想像はつきます。その上でサンドイッチを食べるとレバー特有のクセをチーズでうまいこと相殺しているのだと気付きます。おそらく本国のハギスより相当マイルドな味わいだと思いますがスコットランドに行く予定があったり試しに味わってみたい人には予行演習的にちょうど良いメニューだと思います。

 ちなみに今回来た場所は神田駅や東京駅、大手町駅の近くです。皇居、パレスサイクリングの近くですね。

 今回の目的地のビルには東京駅近隣で一番大きな駐輪場がありました。値段も特別高いわけでもなく24時間使用可能ということ。このあたりは以前にも何回か自転車で来ていますが駐輪場所の問題から寄り道が難しいと感じていました。これなら駐輪場所・盗難の心配からは解放されそうです。

 親切にも利用可能な自転車の条件も記載されています。タイヤサイズ5.5cm以内ならグレイシアみたいな太いタイヤ履いていてもなんとかなりそうです(ディープリムだとどうなのだろう?)。

 目的を果たしたので帰り道もウォーキングです。私の場合はやはり「何かしらの目的(食べ物や景色が主ですが)」を設定するとアクティビティが捗るなぁと思いつつ帰路につきました。