ミニベロで春の松本市内をサイクリング

 前回の記事に引き続き桜や菜の花のある景色を求めて松本市内をミニベロでサイクリング。今回は「アルプス公園」「弘法山古墳」「馬場家住宅」などをまわりました。

 今回は松本市内の狭い範囲の移動なのでグレイシアで出発。市街地を走るならキックスタンドがあると非常に使い勝手が良く、景色を楽しみながら走るにもちょうど良い塩梅です。ほかにも斜度10%前後の坂道での走りがどういう感じか知りたいということもありました。実際にアルプス公園前の坂を走ってみると一番軽いギアならなんとかペダルを回していける感じでした。ただ、アルプス公園以外に行く場所があるので体力温存で途中から歩きました。

 予想はしていましたがアルプス公園駐車場の桜はすでにピークを過ぎ葉桜になっているところがチラホラ見られました。ただ、公園の中心部に進んでいくとまさに満開という状態。早朝に行きましたがすでに家族連れなどで散策したり遊びに興じている姿が見られました。

 以前の記事で紹介した「アルプスドリームコースター」前も桜が満開。私が行った時には結婚されるカップルが紋付羽織袴・白無垢で写真撮影をされていました。新郎新婦の周りをカメラマンの方があちらこちら慌ただしく動き回っていました。

 アルプス公園に来たのですぐ近くにある「城山公園遊歩道」の展望台も行きました。相変わらず素晴らしい眺めですがそれに加えて桜も満開でした。これだけでも絵になります。

 続いて「弘法山古墳」に移動しました。市街地にあることと知名度からアルプス公園より混雑している印象でした。こちらも桜のピークは過ぎていますが木の密度が濃いので遠くからでも近くからでも決して見劣りしない眺めです。

 改めて見てもここは桜抜きでも素晴らしい眺めです。アクセス抜群で眺めも良ければ多少混雑するのも納得です。

 弘法山古墳をしばし散策。花びらが舞い散る桜並木をゆっくり歩く時間が持てただけでも来た甲斐があったと思います。

 桜と関係ありませんが駐車場にはロードバイクが大量に駐輪(寝かせて)していました。JAMISのグラベルロード(JAMISはアドベンチャーバイクと言う)も2台ほど見つけました。地元の方々か観光なのかわかりませんが自分の自転車と同じシリーズを見かけるとなんとなく嬉しい気持ちになります(地元の方だった場合どこのお店で買ったのか興味があります)。あと、自分のも含めてですがこういうのを見るとRENEGADEにも駐輪用でスタンドが欲しいと思います。

 弘法山古墳の次は重要文化財「馬場家住宅」に行きました。新聞で菜の花が咲いているという記事を見かけたので行くことにしました。南松本エリアは道がわからないのでGoogle マップを確認しつつ走りました。ルートをうまく選べば写真のような長閑で車通りが少ない道をのんびり走ることが可能です。

 「馬場家住宅」に到着した時には私以外に人がいない状態でした。先ほど行ったアルプス公園・弘法山古墳との落差が激しいことに驚きました。個人的には新聞にも出ていたので混雑していると思ったのですが拍子抜けでした。

 そういったこともあり目の前の景色を独り占めにして撮影や散策を楽しみました。馬場家住宅も見学しましたがそれについては別記事として掲載予定です。

 帰りは「アルプス展望しののめのみち東山山麓広域農道というルートで帰路につきました。眺めの良い道ゆえ車通りとローディーが多かったです。走行の様子は動画をぜひご覧いただければと思います。

 今回の総走行距離は約50km程度でしたがアップダウンのある土地柄なのでそれなりの負荷でした。ただ、グレイシアに限らずミニベロは景色をゆっくり楽しみながら走るには向いていると思います。そういえばグレイシアに乗り出してから半年以上が経過しています。グレイシアに関しては今回を含め様々な場面での使用感が把握できたので改めて動画とブログ記事で扱う予定です。