雨上がりの安曇野・池田町エリアをミニベロでサイクリング

 最近ほとんど自転車で走れていなかったので雨上がりのタイミングでサイクリングに出かけました。久々のサイクリングなので炎天下よりも曇りの方が慣らしにはちょうど良いと思った次第。あまり遠くにも行けないので例のごとく安曇野市内を走るべく出発。

 

 今回も車でデポ地から出発。山麓線を目指しつつ適当に安曇野市内をサイクリング。雨は止んでいますが蒸し暑さを感じます。緩やかとはいえ登り基調なのでその蒸し暑さが身体に堪えます。弱い風が吹いていますが雨のにおいが乗ってきているのでそのうち降り出しそうな予感。

 あいにくの曇り空(小雨交じり)ですが山麓線の高さまで登ると見晴らしがよくなります。

 蒸し暑さで体力を持っていかれていたので「北アルプス牧場直売店」で休憩。今回はミルクを注文。

 ミルクしばいていたら小雨から本降りになってきたので山麓線から撤収。最初の嫌な予感が現実になりました。

 中学校近辺まで下りると雨は止んでいました(そもそも降っていない?)。相変わらず同じ安曇野市内でも山麓線の標高だと「山の天候」のごとくガラリと変化します。

 今回のデポ地(池田町)に戻ることにしましたが途中で「あづみ野池田クラフトパーク」・「北アルプス展望美術館」に寄り道することにしました。単純に走り足りなかっただけということもあります。

 県道51号線(大町明科線)から「あづみ野池田クラフトパーク」・「北アルプス展望美術館」に行くにはきつめの登坂をしないといけません。自転車を押していくつもりでしたがなんとかそのまま登れました。これには自分でも意外と言いますか驚きました。ただ、登り始めのところでアクションカムのバッテリーが切れてしまった上にモバイルバッテリーのケーブルも逝きました…。

 坂を登ったところで「北アルプス展望の路」というルートの分岐があります。アップダウンがありますが仁科神明宮、大町市街につながっておりで眺めも良いルートです。

「あづみ野池田クラフトパーク」・「北アルプス展望美術館」の広場を散策(自転車乗り入れ禁止なので徒歩)。上の画像の中央から左寄りのあたりが雨に降られつつ走っていた箇所。「あそこまで行ってここまで戻ってきたのかぁ」と考えると何となく感慨深いものがあります。まぁ、グレイシアのようなシティサイクル系ミニベロでやらせることではないですね。

 一通り散策したのでデポ地に向けて出発。そのまま来た道を戻るのもつまらないので北アルプス展望の路を経由することにしました。

 こちらの区間も「池田トレイル」の案内板がありました。ただ、草が生い茂っていてどのあたりがコースなのかはよくわからず。

 北アルプス展望の路は大町市まで続いていますがアップダウンのあるルート。今回はほんのごく一部しか走っていませんが、それでも上って下ってを何回か繰り返し進みました。天候や時間帯的にも大型の獣の類に出くわさなかったのは幸運でした。

 ……などと思っていたらキツネが茂みに向かって駆けていきました。私が登ってきたので慌てて逃げていったようです。池田にはキツネもいるんですね。犬猫、タヌキでもないですし、シルエットからもキツネで間違いないはずですがはじめてお目にかかって驚きました。

 今回走っている区間は木々が生い茂っている箇所が多いですが、それでも下界(というには高くありませんが)の様子も所々で見ることができます。ツルヤ池田町店みたいに色と形が特徴的な建物が見えると位置がわかりやすいです。

 デポ地に戻るだけなので適当なところで北アルプス展望の路から降りました。何回か走っていますが眺めだけは最高だと思います。あとはアップダウンがもう少しなんとかなれば…。

 今回は当てが外れて雨に降られて大変でしたがそこそこの距離を走りまわれました。炎天下の中を走るのは辛いですが、今回のような蒸し暑さも身体に堪えますし何とも厄介な季節です。それでもこの時期でないと見られない・感じられないものがあるのも事実。熱中症には気を付けて楽しみたいものです。