今回は自転車の洗車道具として園芸用の「蓄圧式スプレー」を導入した話です。まず、自転車の洗車は住宅事情で大きく変わってくると思います。庭付き一戸建てなら水でバシャバシャ洗車できますが、マンション・アパートだと室内で水無し洗車となるでしょう。
私も以前はベランダなどが無いため室内洗車でした。ワコーズのフォーミングマルチクリーナーを使用していましたが、どうしても水洗い洗車と比べると洗浄力とコストの面で劣るものがあります。特にコストは馬鹿にならず趣味として続けることを考えると塵も積もれば山となるで致命的な出費です。幸いなことに現在住んでいるところはベランダがあるので「薄めた中性洗剤」、酷い汚れがある時は「Muc-off」を使用しての水洗い洗車です。
さて、長い前置きでしたがベランダでの水洗い洗車のときに困っているのが「水道がない」ことです。そのため過去にも記事にしましたがスプレーボトルで水を吹き付けて流していました。これでも問題ないのですが時間がかかります。また、場合によっては水の再補充という手間もあります。なんとかしたいと思っていたところYouTubeで「ママレモンとダイソー噴霧器で激泡 水道なしのベランダでカンタン洗車」という動画を見つけたので早速真似してみることにしました。
導入したのは「ガーデンフレンズ 蓄圧式スプレー 1L PGS-01」
動画を参考に購入したのが「ガーデンフレンズ 蓄圧式スプレー 1L PGS-01」という蓄圧式スプレーです。これである必要はありませんが、実店舗含めて探したところサイズ感と価格からAmazonに落ち着きました。
名前の通り園芸用スプレーですがサイズ感が自転車の洗車用アイテムとしてちょうど良い感じです。ちなみに参考にした動画の影響なのかAmazonでこのスプレーボトルと一緒に中性洗剤「ママレモン」がオススメとして表示されていました。
参考にした動画では「洗剤噴射用」と「水ですすぐ用」の2つを用意しつつ、洗剤用は「激泡スプレー」用に改造していました。洗剤は特に急ぎで必要なかったので水ですすぐ用の1つのみ購入しています。
自転車に洗車にちょうど良いサイズ感と水圧
早速、すすいでみましたが水圧の威力ですぐに洗剤を洗い流すことができます。また、水をただかけるのとは違い、水圧を活かしてチェーンのコマの隙間の汚れもきれいに落としてくれます。
水圧がかかるといっても手でポンピングするタイプなので自転車を痛めるほどではありません。スプレーボトル本体のサイズ感を含めて自転車洗車にちょうど良いです。あとはよく水分を拭き取ってから水置換スプレー、チェーンルブで要所要所を保護すれば作業は完了。
自転車の洗車に1つはあると便利
実際に洗剤のすすぎで使用しましたが非常に快適に作業できました。ホースの類で繋がっているわけでもないので取り回しが良いのが最大のメリットに感じました。そのほか洗車作業終了後に地面を水で洗い流す際にも使えたので1つくらいは持っていて良いアイテムだと思います。
そのほか、これは以前から思っていたことですが、水分の除去について「ブロワー」など空気を吹き付けるアイテムがあると便利に感じます。調べてみると落ち葉掃除以外にも車の洗車でも使用されているようなので水分除去にも効果はありそうです。
最初にブロアーなどでリアディレイラー、ボルトの頭など入り組んだ場所、フレーム表面の水分を吹き飛ばし、それから吸水性の高いウェスで吹き上げると効率が良いでしょう。特にボルト、ネジの頭は水分がたまったままになるケースがあり、そこからサビが発生なんてこともあります。実際にミニベロでも一部やらかしているのでサビ防止の観点からも使った方が良いのかなと思っています。私はそういった道具を持っていないのでPCやキーボードのホコリ飛ばし用に持っていたエアスプレーで代用しています。あとはタイヤのチューブレス作業で使用しているインフレーターもとりあえず使えます。ただ、ブロワーの方が取り回しも考えると便利な気がします。