夜の松本市街地を走ってみた

 久々に自転車で夜の街を走りました。一般的に夜間走行は暗くて危ないというイメージです。ただし、駅周辺などの市街地に関してはそうでもないことが多いです。街灯の明るさと歩行者の少なさ、夜ゆえにお互い昼間よりも注意をしているので意外と安全に走れたりします。以前に走っている東京は夜でも相当な明るさでしたが今回の松本市街地だとどの程度違うものなのか見てみようと思った次第。

 ちなみに東京都心部は夜といっても街灯や周囲のビルからの明かりで昼と遜色ない明るさです。写真はいわゆる幹線道路ではありませんが夜中でもこの明るさ。下手すると街灯などの明かりのおかげで昼間よりはっきりと物を見ることができます。

 東京駅前はこのくらいの明るさです。まさに眠らない街と言って差し支えないでしょう。

 手持ちの写真で暗いものを探しましたが上野公園くらいしかありませんでした。公園は暗いですがその周辺からの灯りで光源に事欠かない印象。

 話を戻してこちらか信毎スクエアガーデン前の交差点です。松本駅前含め思ったよりは明るいです。松本駅からあがたの森公園に向かう一本道など主要道路は明るさという観点では安心して走れます。

 一方で意外に暗かったのが松本城周辺です。昨今の時短要請などの関係もあると思いますが予想以上に暗かったです。夜間で最後に走ったのが桜のライトアップの時期だったのでその印象が頭に残っていたせいかもしれません。

 そのほか走ってみて気づいたのが自転車のホイールのスポーク部分に付いている反射板が意外と目立つこと。動画からの切り出し画像なので解像度がひどいことになっていますが、横断歩道を渡る自転車の足元が2箇所キラッと光っています。ホイールの回転と合わせてアピールするので目立ちます。光るだけではなく動きが加わることの効果が大きいことがわかります。スポークの反射板は有っても無くても影響ないと思っていましたがナイトライドでは有った方が良いという気づきを得ました。

 松本城に来てみました。夜の松本城に来たのは桜のライトアップ以来です。周囲は暗いのですがお城はライトが当てられています。夜の暗さとお城の黒が同化して白が目立っています。

 昼間の松本城と見比べるとだいぶ印象が異なります。

 ちなみに城の周辺を歩いているとなんとなく「既視感」があり記憶を探っていたのですが「時代劇で見た場面」にソックリです。時代劇で夜にこういう感じの道を歩いていると悪いやつに襲撃されるやつです。そして、翌朝にはお堀の水の上を漂っているという・・・。なんとなく周囲を見回して早々に撤収しました。

 今年から建て替えのため休館期間に入った「松本市立美術館」。工事用バリケードで囲われていますが館外のオブジェはライトアップされています。中に入って見られないなら無駄な気がしますがなぜライトアップされているのでしょう?

 市街地を走り回って最後に松本駅に到着。松本駅前はさすがに明るいです。駅舎2階からのピアノの音が外まで響いてきています。駅周辺の居酒屋などは開け閉めがはっきり分かれている様子。時短要請のこともありますが企業体力の差も出てきているのかもしれません。

 松本に来たローディーがこんな感じの写真を上げているのを見たことがあります。こういう写真は撮ったことなかったので撮ってみました。この駅の表札は昭和23年(1948年)に制作されたのものだそうです。

 そういえば松本駅前の「お城口広場駐輪場」がリニューアルされています。入場ゲートと駐輪用のラックが新設されました。それに伴い駐輪場の管理人室も閉鎖され完全に無人化。

 24時間で100円(30分以内は無料)という料金でSuicaでの支払いにも対応。こうやって単純業務というか事務的な仕事はテクノロジー代替されていくということです(大袈裟な表現)。駐輪しないので確認できていませんがラックの対応タイヤ幅が気になります。グレイシアの2.3だと入らなそう・・・。

 Suicaに対応しているためかゲートの前には「Suicaのペンギン」が出張ってきています。JR東日本も新型コロナウイルスの影響で旅客事業が減収となっているのでこういうところからコツコツとシノギを得ようとしているようです。

 さて、松本駅前周辺や松本城近辺をグルッと走りましたがさすがに市街地なので走りやすい方だと思いました。実家のド田舎だと街灯すら無いので雲泥の差です。東京と比べると何段階か劣りますが東京の明るさが異常なのでしょう。東京は新型コロナで自粛自粛という状況でも街は明るかったですし。ちなみに主要道路を外れた道や河川沿道は暗いので走るのはやめた方が良いと思います。車や歩行者、路面状況のこともありますが「獣」に出会す可能性も高くなります。

 夜間走行の装備については「反射板や反射材シールが周囲の光をしっかり反射して効果がある」ということを改めて実感しました。自転車でも良いですが反射材ベストやタスキなど衣服に取り入れると車のドライバー視点で視認しやすいと思います。ただし、反射材は相手に依存する装備なのでリアライトなど「自分から光を発する装備」は必須だと思います。

*余談ですが夜間においては「黒系統の服」は反射板やライトが無いと本当に「存在」に気づくことができません。昔、身内が無灯火の黒ずくめの自転車を轢きかけたことがあります(相手側が無灯火の時点で論外ですが)。「全然、自転車がいたことに気づかなかった」とのことで助手席の私も顔面の肌色で気付いたという感じでした。命が惜しければ黒い服は着ない方が賢明でしょう。「貴方が見えていても相手が見えているとは限らない」ということです。