レトルトのビリヤニを食べてみました

  • 2021年2月16日
  • 2021年10月26日
  • グルメ

 私はあまり辛いものは得意ではありませんが「ビリヤニ」という料理は東京の有名店は一通り回ったことがあるくらいに好きです。カレーよりは強くありませんが薄いとかマイルドとは違う複雑かつ繊細な味わいが好きです。ビリヤニについては書き出すと何本か記事が書けますが今回の本題から外れるので割愛。

 そんなビリヤニについてスパイスなどを扱っている「スパイシーフードネットワーク」さんでレトルトのビリヤニを見かけたのでどんな味か興味が湧き買ってみました。今回購入したのはパキスタンの「Freshmate 」シリーズのベジタブルとチキンの2種類。マトンがあって良さそうですがありませんでした。ちなみに「ハラルフード」です。

 このパッケージのレトルトはビリヤニ以外にもカレーや他のお惣菜などインド・パキスタン系メニューが揃っていました。面白そうなメニューもありましたが後述の懸念事項もあったのでビリヤニのみの購入。

 中身はレトルトパウチなので湯センするかお皿に開けて電子レンジで温めます。レトルトカレーと同じく湯センの方が美味しいと思います。

 先に結論ですがチキンビリヤニはとても美味しかったです。少し塩分が強いように感じますが鶏肉もゴロゴロ入っておりよく知るスパイスの香りとほとんど文句なしの味わいです。レトルトながら税込み490円でこの味を食べられるならコスパとしては十分です。

 今回はチキンビリヤニとベジタブルビリヤニを買いましたがチキンビリヤニを買いましょう!! チキンビリヤニを選ぶべきです!!

 ちなみにこちらのベジタブルビリヤニですが日本人がよく知るであろうビリヤニとは味と香りが「別物」でした。使用している香辛料による違いだと思いますが「カレー的な香り」ではなく、トムヤムクンなど東南アジア料理系統の香りです。また、料理のビジュアルといい飛行機の機内食にプレートに入っていそうな印象でした。

こちらは「エリックサウスさん」のビリヤニです。

 さらにこちらはTwitterでも有名な「サラムナマステさん」のビリヤニです。

 こちらは「ビリヤニ協会さん」の冷凍ビリヤニ。

 日本の有名店舗のビリヤニの画像もひっぱり出しましたがチキンビリヤニともビジュアルに違いがあります。冷凍ビリヤニはパッケージの段階で混ざっているので見た目は近いのですが香りが全くの別物でした。繰り返しになりますがビリヤニを期待して買う場合はチキンビリヤニを選びましょう。

 今回はレトルトのビリヤニへの興味から味には期待しないで買ってみましたが、チキンビリヤニに関しては予想以上のクオリティの高さに驚かされました。

 ちなみに今回のレトルト購入にあたっての懸念事項は「辛さの程度」でした。現地基準だと甘口でも相当辛いことが予想されます。チキンもベジタブルもパッケージには「マイルド」と記載。結論としては予想通りでこの表記は信じてはいけません。チキンはマイルドでしたがなぜかベジタブルはものすごく辛かったです。本当に辛くて汗が吹き出てきました。

 最後に補足として「ビリヤニ」を食べてみたいという方はまずはお店で食べてみることをオススメします。ただ、地域によってはビリヤニを扱っているお店が無かったり、カレーピラフのような紛い物を出すお店しかないということもあると思います。その場合は今回紹介したレトルトやこちらの「ビリヤニストア」で冷凍ビリヤニが購入してみるのも手です。ビリヤニストアの方は値段が高く感じるかもしれませんがサラムナマステさんなど有名店のビリヤニの取り扱いもありクオリティは保証できます。ご興味があればぜひご検討ください。

*私は各ビリヤニ店の回し者ではありませんがこの美味しい料理が普及してくれれば嬉しいので積極的に推していきたい!!