荒川河川敷・葛西臨海公園サイクリング

 今回は荒川河川敷を走って葛西臨海公園に向かいます。先日も荒川河川敷を「ゆるポタ」はしましたが、荒川河川敷を10km以上の距離を走るのは約1年3ヶ月ぶりです。最後に葛西臨海公園に行ったのも2019年10月の「台風19号」が来る前です。

 あの台風では荒川や千曲川など色々な河川が堤防決壊・氾濫手前になるなど大変なことになりました。流されてきた土砂の粉塵の懸念から2020年春までは一切近づかないようにしていました。気管支のアレルギーがあるのでこのあたりは神経質にならざるを得ません。

 ちなみにRENEGADE S2で長距離走るのは今回が初めてと言えます。以前走った豊洲やパレサイは総走行距離が40km有るか無いかという距離。同じギア比のKONA 「ROVE ST」で長距離走行はなんら問題ないのはすでに確認済み。ただ、グラベルロード特有の仕様からロードバイクのような高速域を求めるのはさすがに酷です。そもそも河川敷でそんな速度を出す理由はありませんが。

  道路や河川敷を走っているとローディーたちにどんどん抜かれていきます。「舗装路しか走らないぜ!!」、「俺は表彰台に立つ!!」、「速度命!!」みたいな方はロードバイクを選んでおいた方が良いでしょう。

 グラベルロード系のメリットは快適な乗り心地と軽いギア比による「脚の温存」が可能なところでしょうか。軽いギア比で強制的にクルクルとクランクを回すので「筋力」に依存しすぎない走り方になります。所謂、「脚が売り切れる」状態を遅らせることができるのかなという体感です。また、身体にかかる路面ギャップの衝撃は太いタイヤで緩和されるのでそれに振り分ける体力も節約できます。

 このあたりの違いは距離が長くなればなるほどジワジワと効いてきます。ロードバイクと比べると微々たる物ですがミニベロだと如実に差が出ます。

 葛西臨海公園に到着しましたが散策前に休憩と食事です。今回はいつもの携行補給食と特別ゲストとして「タンパク質」・「脂質」もしっかり補給できる「肉まん」が加わりました!!(近くのコンビニで購入しました)

 食べていると周囲を鳩に包囲されてびっくりしました・・・。 

 休憩後は公園内をグルグルと散策しました。葛西臨海公園駅の高架下に複合商業施設「Ff(エフエフ)」とスタバがオープンするらしいです。公園の散策に合わせて消費を促したいといいうコンセプトのようです。あとでプレリリースなどを見ましたが飲食店が多い印象。新型コロナで飲食業界がガタガタの情勢下なので食べ歩き需要を狙っているのでしょうか?

 見晴らしは良いのですが曇り空なのが本当に残念ですね。

 帰りに荒川河川敷右岸の起点である河口に寄り道。荒川河川敷でこの近辺を走る時は葛西臨海公園や若洲公園などに行くのでここは素通りでした。

 ここも公園のような見晴らしとはいきませんが、開けているので良い眺めだと思います。

 こちらのマップを見ながら「帰りもあの距離を走るのか・・・」などと思いましたが、クルクルとクランクを回してのんびり帰路に着きました。