先日、日本でのKONA取り扱い代理店であるAKIコーポレーションから「KONAの代理店契約を終了する」という発表がありました。自転車本体のみならず補修パーツの取り扱いも終了するとのこと。さらに日本での後継代理店や販売などの動きは未定です。2021年モデルを検討していた人はどうすれば良いのやら・・・という状況になったわけです。
今回のお話はROVE STを持っている身としては他人事ではありません。今後の補修パーツの調達などのサポート面で支障があります。特に問題になるのはフレーム周りで一番壊れる可能性が高いのは「ディレイラーハンガー」だと思います。倒したり落車したりぶつけた際にフレームとリアディレイラーを守るために敢えて曲がれて壊れやすくなっているパーツです。ディレイラーハンガーはほぼ「フレーム専用品」なので補修部品調達で問題になるのはこの辺りでしょう。
近くのサイクルショップに問い合わせたところ「代理店側ですでに抱えている在庫分はサポート可能では? 車体と違ってすぐに無くなるようなパーツではないです」とのこと。念のため「ディレイラーハンガー」をお取り寄せしてもらうことにしました。
とりあえず3個注文しましたが発注から5日で届きました。お値段は1個 3,630円(税込み)です。地味に高いと思うのは私だけでしょうか・・・?
私の乗り方だと壊す可能性はほぼ0なのですが保険としての意味合いです。杞憂かもしれませんがROVE STのようなグラベルロードやマウンテンバイクはロードバイクよりも走行場面から破損リスクは高いので持っておいて損はない部品だと思います。あとはRENEGADE S2もですが「ディレイラーガード」の導入を検討しても良さそうです。
*ロードバイクでグラベルエリアを走った時もディレイラー周りの破損は無かったので倒したり高低差のある段差を回避すれば大丈夫な気はします。
*通販限定で展開するcanyonの自転車でも注文時にディレイラーハンガーも複数個注文するのは有名な話みたいです。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Hdf77G7SL._AC_SL1001_.jpg今回の一件は企業経営のことなのでやむなしな面はありますが、KONAの2021年モデルは本国サイトで発表されていますが購入を検討している人にはバッドニュースであったと思います。ROVE STの後継モデルの「ROVE DL」や復活したROVELTD、 サスペンション無しのマウンテンバイクという構成の「SUTLA ULTD」など面白そうなモデルも出てきたのに残念な限り。早く別の代理店が現れることを祈ります。
*代理店絡みで言うとDAHONのインターナショナル版も何か違和感を感じます。2020年版のサイトも縮小運営で自転車もお店で見かけたのはボードウォークだけです。これはもしやフラグ・・・?