あまりの暑さにカッとなって「ホステル」に泊まりました

 酷暑とも言える最近の気温ですが自宅の冷房が日当たりの関係で非常に効きの悪い状況です。昼間は外出しているので問題ありませんが夜になってもなかなか冷房が効きません。そして、天気予報で1週間先までの気温を見たところ37°なんて日も・・・。

 このままでは作業にも集中できないと思わず「&AND HOSTEL」というホステルに約1週間宿泊しました。以前から気になっていたので丁度良い機会と思い今回宿泊してみることにしました。ほぼ衝動的に予約をしましたがこの時期にしては意外とすんなり取れました。

ホステルとは?

 「ホテルではなくホステル・・・?」という方もいるかと思います。カプセルホテル、簡易宿泊所と言えばイメージしやすいかと思います。「ホステル」は主にベッド以外のスペースが共用スペースというのが特徴です。大きめの部屋の中に2段ベッドが並んでいてシャワールームや洗面所、お手洗いが共用という仕組みです。また、外国人バックパッカーなどを思い浮かべるかと思いますがそういった旅行者同士の交流などもできるというところです。

「&AND HOSTEL」というホステルについて

 私が泊まった「&AND HOSTEL(蔵前)」は個室タイプとドミトリータイプの2種類がありまた。ドミトリーの方が安いのですが机が欲しかったこともあり個室を予約しました。それでもその辺のホテルよりも圧倒的な安さでした。

*このホテルは浅草や神田など都内にいくつかあるのでそれぞれ事情が異なってくるかと思います。私が泊まったのは蔵前のホステルです。

 「&AND HOSTEL」さんは「スマートホステル」ということで部屋によりますがスマホで照明や空調を管理するIoTシステムを一部導入しています。新宿や秋葉原、浅草などにホステルを構えています。

 実際に宿泊した部屋はこんな感じです。なぜかダブルルームの方が安かったのでダブルで予約しました。

 部屋の中は至ってシンプルで必要最低限。作業をしたり宿泊するだけであれば充分です。洗面所やシャワールームは共用です。コインランドリーもあります。

 ラウンジ兼カフェもあります。カフェはコーヒーなどの簡単なドリンクとグラノーラのメニューがあります。ただ、すぐ近くにスーパーマーケットがあるので私含めほとんどの方がそちらを利用していました。

フリーランスなど個人事業者の利用が多い

 私が泊まった時はフリーランスなど「個人事業者」の宿泊者が多く見受けられました。スタッフさんに訊いてみましたが各地を渡り歩いているノマド系フリーランスの方が多いようです。こういう場所で真っ先にイメージする外国人バックパッカーは新型コロナのご時世でほぼ皆無。ただ、このご時世ですがなぜか忙しいとのことでした。*新型コロナ対策は下手なお店より徹底していたと思います。

 フリーランスの方などは1ヶ月など長期スパンで宿泊されるケースもあるそうです。1ヶ月の宿泊費用は光熱費込みであることも考えればリーズナブルです。時期によって価格は変動しますがそれでも安いと思います(長期宿泊なら個室タイプの方がオススメ)。仕事で東京に長期滞在したり単純に寝場所などの確保であればうってつけだと思います。個人的にもこういうところを利用して複数拠点生活は有りだと感じました。そのためには実家倉庫やらトランクルームを利用するなど極端なまでの断捨離が必要ですが・・・。

ドミトリー対応は真夏以外なら問題なし

 最後に追加でドミトリーにも1泊しましたが真夏にはオススメしにくいのが正直な感想。他がどういう形態かわかりませんが蔵前のホステルについてはベッドスペースの出入り口のブラインドでプライバシーを確保する形態でした。そのため部屋の冷房の空気が入ってこないため寝苦しくなります。真夏以外なら有りだと思います。机が必要な作業は共用のラウンジスペースを使えば問題ありません。つまり睡眠を取るだけ、一晩を凌ぐという点ではさしたる問題はありません。

ホステルはビジネスや旅行での一手として充分オススメ

 肝心の作業は涼しく快適な空間で予定以上に集中して進めることができました。また、私が宿泊したところは外出先にとても近いので通いやすかったというメリットもあります。

 &AND HOSTELさんには「レンタルワークスペース」もあるので宿泊しない場合も自宅・職場以外の「第3のワークスペース」として活用することもできます。今後も状況によって自宅に帰るのが面倒という事態があれば利用するかもしれません。