長野県はサイクリングエリアとして一定の認知度を得ていますが、景色を楽しんでただ走って終わりというのはもったいないと思います。「サイクリングで立ち寄って楽しめるスポットやエリア」を紹介してみたいと思い立ち記事にしてみることにしました。
今回は第1弾として「国営アルプスあづみの公園」を紹介したいと思います。いくつ紹介できるかわかりませんが今後も不定期で記事にしてみたいと考えています。また、信州としていますが当面は安曇野や松本・白馬エリアがメインになると思います。
「国営アルプスあづみの公園」はわざわざ紹介するまでもなくサイクリストの間では割と有名だと思います。「アルプスあづみのセンチュリーライド(AACR)」でもエイド及びスタート・ゴール地点となっている場所です。
「国営アルプスあづみの公園」はネモフィラが有名な「国営ひたち海浜公園」などと同じ国営の公園です。
今回主に紹介する「堀金・穂高地区」の他に「大町・松川地区」と2箇所存在します。「大町・松川地区」はどちらかと言えばアスレチックやマウンテンバイク等の身体を使った体験がメインの公園です。サイクルラックも備えておりマウンテンバイク体験をしたい場合はオススメです。
ちなみに両地区間の「約15km」は坂があったり曲がりくねったりと地図のように真っ直ぐではありません。
「堀金・穂高地区」ですが「田園文化ゾーン」と「里山文化ゾーン」に大きくエリアが分かれています。AACRで利用されているのは「田園文化ゾーン」です。
この公園で一番人気かつ混雑するのは中央口および穂高口から入れる田園文化ゾーンだと思います。駐車場の広さや施設等々見るところが多いので当然と言えば当然。
肝心のサイクリングで立ち寄る場合ですが「中央口」から入ることをオススメします。AACRのエイドで入る時も入り口です。
混雑しそうなシーズンだと車の多さにヒヤッとしますが第1駐車場目指して登っていきます。
中央口をオススメする理由は駐輪環境が比較的に整っているためです。
サイクリングで立ち寄る時に問題になるのが「駐輪環境」ですが中央口から入る第一駐車場には写真のような前輪を差し込む「ラック」があります。ロードバイクの場合もこれを利用すれば駐輪は問題ありません。ただし、入園者が多く利用する駐車場なので施錠だけは念入りに行った方が良いと思います。
ちなみにロードプラス規格の太いタイヤだとラックに入りません・・・。その場合はラックに立てかけるように地球ロックすれば大丈夫です。
松本方面の「堀金口」と大町・白馬方面の「穂高口」にも駐輪スペースがありますがラックが無いのでキックスタンド類が無い自転車には厳しいでしょう。過去に写真のように無理やり立てたことがありますが戻ってみたら倒れていました・・・。寝かせておくのも邪魔になりそう。
国営公園なので入園料を払いガイドセンターから入園します。
春から夏にかけては公園内の花や緑を楽しみながら散策することができます。
田園文化ゾーンを散策するだけでもそこそこ時間がかかりますが、要所要所に自販機や休憩スペースもあります。
ほかにも屋内施設として「あづみの学校」というテーマ展示館があります。
こちらのテーマ展示館では理科・社会系の展示や工作などの体験プログラムが行われています。
「里山文化ゾーン」は田園文化ゾーンと比べると地味ですが春には菜の花、秋にはコスモスなどが咲き、ゆったり散策して楽しめるエリアです。
サイクリングで立ち寄るには厳しいシーズンですが年末年始にはイルミネーションも毎年実施されています。
いきなり何故こういう記事を書いたかと言えば新型コロナウイルスの影響で遠方への輪行サイクリングができずフラストレーションが溜まっているからです。緊急事態宣言が出ている状況下なので輪行してのサイクリンは不可能です。終息したらどこに行こうかなどとネットで情報を集めたりする日々・・・。早く終息して欲しいものです。
あと、これ本当に国にやって欲しいことなんですがゴールデンウィークを秋に移動しませんか?
この状況下なら賛同してくれそうな人や業界は多い気がするんですけど・・・。