「究極のブロッコリーと鶏胸肉」を注文してみた

 昨今、流行という時期を通過しある程度の認知度を得た「糖質制限」。やり過ぎは良くないのですが昼間に眠くならないなど一定のメリットはあります。そういった糖質制限の定番メニューに「鶏胸肉とブロッコリー」の組み合わせがあります。低脂質高タンパクで野菜も摂れる黄金コンビと言えます。

 流行りに乗りまくってこんなレシピ本まで出ているんですね・・・。

 この簡単に自炊できるメニューをそのまま販売しているのが「究極のブロッコリーと鶏胸肉」。名前そのままですね。オリジナリティがあるとすればドレッシングの種類くらい。ウーバーイーツで見かけて興味があったので注文してみました。

 注文したのは300gです。ドレッシング抜きで1,180円ですが商品価格自体も千円以上と高め。こうしてみると配送手数料がバカになりません。今回注文できたのはウーバーの割引があったため。

*上記の価格は購入当時のものです。配送料含め変わる可能性があるので公式サイトで必ず確認してください。

 これにドレッシング2つ選択購入可能。今回は塩胡椒とノンオイル旨しおドレッシングを選択。

*購入当時は2つまででしたが2021年現在だと特に制限等は無いようです。

 届く前はブロッコリーでかさ増ししているかと思いましたが実物は鶏胸肉も多く入っています。実際に食べてみると食べ応えがあります。

 肝心の味は美味しいのですが「素材そのまま」なのでコメントに困るところ。あえて言うならば鶏胸肉は「しっとり柔らかく火が通っていて美味しい」ということ。鶏胸肉は自炊すればパサパサになりがちです。一方でこちらは下ごしらえや調理方法に工夫があるのかしっとりと仕上がっています。「素材そのまま」のシンプルなメニューほど下処理の良し悪しがそのまま味に直結します。かなり調理やドレッシング類のレパートリーは研究したんだろうなと感じました(やはり相当の研究をしていたようです)。

 確実に言えることは柔らかく塩分が効いていない点で「コンビニのサラダチキンよりは間違いなく美味しい」ということです。各コンビニのサラダチキンは一通り食べたことがあるのでこの点は自信を持って言えます。余計な味付けがされていないので自分で好きなように食べることができるのは大きなメリットに感じます。

 物は試しと注文しましたが実際に食べてみたら美味しく食べ応えもあり正直みくびっていたと反省です。ドレッシングでレパートリーが稼げるので飽きが来ることは無いと思います。これは先に触れたようにコンビニのサラダチキンのように味付けされていないが故の強みです。しかし、ランチでこのお値段は私には高いです・・・。コンスタントにこういうメニューを続けるならばやはり自炊を選ばざるを得ません。とはいえコンビニなどで糖質を抑えたメニューを見つけるのが難しい時もあります。選択肢に困ったり減量・トレーニングなどの追い込み時には良いのかもしれません。あくまでも「栄養バランスの取れた食事と適度な運動」ができていることが前提ですが。

 個人的にはこういうシンプルなメニューは気に入っているのですが何分高価なのでサーモスのシャトルシェフでも導入しようかなどと考えている始末・・・。小さい手ごろなサイズが無いのがネック(小さいモデルで2.8L)。