サイクリング用のステムバッグ導入!!

 また追々記事にしようと思いますが「脱サイクルジャージ」を進めています。つまりは「トレッキング・登山ウェアをサイクリングでも使用することで共用化する」というもの。

 全て・・・とまではいかないまでも「サイクリング専用」装備についてウェアを中心に統合を進めたい所存。もちろんサイクリングに特化したウェアを着た方が良いのですが、専用品で揃えていくとお金が勿体無いということやアイテム所持数を減らしたいという思惑があります。ウェアの脱サイクリング専用を進めると一つ問題が発生します。サイクルジャージにある「背部の3つポケット」が無くなります。

 サイクリング時にこのポケットに財布やスマホやカメラ等々突っ込んで走っているわけですが、これらの装備を収納するスペースを確保しないといけません。大型サドルバッグをすでに導入していますがカメラ等頻繁に出し入れするものは取り出しが面倒になります。また、重心が後ろに偏るのもバランスを崩しやすいなど障害になります。バックパックは背中が蒸れたり肩が痛くなるので論外。

 長い前置きになりましたが「ブラックバーン(BLACKBURN) OUTPOST CARRYALL」という「ステムバッグ」を導入してみました。横浜のモンベルでたまたま見かけて買いました。

 写真のような感じでハンドルバーとステムの角っこにベルトで固定します。バッグ下部にもベルトがありフロントフォークに通して3点で留める仕様です。今回はMu SP9の点検で試したのでミニベロに装着しています。

 ロードバイクならスマートに装着できたでしょうが、こういうハンドルなので無理やり留めています。下部のベルトもハンドルポストに回して留めています。ポジションチェンジャーがステム代わりになっているのでなんとか装着できました。公式サイトではハンドルバーバッグとして紹介していますが、ステムが無い自転車だとそもそも装着が難しいと思います。

 形状からお察しの通りペットボトル飲料を入れるのにちょうど良い形状。そういう運用を想定したバッグでしょう。今回はペットボトルを入れていましたが、ロードバイクの場合はボトルケージを装備しているので冒頭に挙げた財布・スマホ・カメラ・携帯食料等を入れて運用する予定です。ちなみに多少、不恰好になりますが自転車から外してウエストポーチ的に使用することも可能です。ズボンのベルトにバッグのベルトを通すだけ。イレギュラーな運用方法ですが自転車から降りて散策する際の貴重品持ち歩きには使える手だと思います。

 実際に走ってみるとベルト3本でしっかり固定しているので特にバタつくことはありません。また、一般的なロードバイクであればフロントバッグと比較してケーブルが干渉するなど装着に制限が無いので使いやすいと思います。これでサイクルジャージのポケットに入れていたものの収納は解決です。欲を言えばフロントバッグかフレームバッグも欲しいところですが、やはりハンドル周りのケーブルやボトルの干渉等を考えると製品選びが難しいところです。