ロードバイクのタイヤを交換

 ロードバイクのタイヤを「グラベルキングSK」にしていましたが急遽ボントレガーの「Bontrager R2 Hard-Case Lite Road Tire」に交換しました。

 私のロードバイクはTREKの「EMONDA SL6」。「Bontrager R2 Hard-Case Lite, 700x25c」というタイヤを標準で履いています。しかし、私がロードバイクで走るのは「地方特有の荒れた舗装路+山道+グラベル」という本来の用途とは違うコンディションの道路ばかり。ロードバイクでは一般的な表面ツルツルのタイヤでは心もとない場面があり「グラベルキングSK」に交換していました。

 「グラベルキングSK」は写真のようにブロックパターンです。

 これは「信州花フェスタサイクリングツアー」でのサイクルラックにかけた時の写真です。一台だけブロックパターンのタイヤがいますが私のEMONDA SL6です。パッと見てわかるくらい違うわけです。実際に走ってみるとグリップの効きが格段に違います。特にコーナリング時は「ギュムギュムギュムギュム」とタイヤのゴムブロックが路面に食いついている感触が感じ取れます。

 ブロックパターンが付いた分、路面の抵抗感が増しますが今まで荒れた舗装路や泥道や砂利道などを走ってもパンク知らずでした。

 ところが点検のために久々にお店に持っていったところ、タイヤのサイドブロックがリアブレーキ本体に干渉しているということ。通常時は干渉しないのですがダンシングや段差に乗り上げた際などにたわんでブレーキに当たるということでした。26Cの太さなので余計に干渉しやすいようです。スリックタイヤならまだ大丈夫ということでしたがブレーキ本体にもタイヤにも良くないということでタイヤを交換することにしました。

 ボントレガーのタイヤについては最近サイドに細かいブロックパターンがついたものが発売されたとのこと。色々説明していただき耐パンク性も重視して「Bontrager R2 Hard-Case Lite Road Tire」に交換しました。確かにタイヤのサイド部分に細かいブロックというか凹凸があります。コーナリング時のグリップ力は確実に向上するとのこと。実際に走ってみた感想ですが・・・

ウ〜ン・・・ワカンナイッ☆

 変化を感じないというのはあくまで最初に履いていたR2と比較してということです。正直、グラベルキングSKに変えた時みたいな体感での変化は感じられませんでした・・・。そもそも、そういう部分に気付ける繊細さがあればブレーキ本体への干渉も気付けたでしょう。ただ、サイドのブロックパターンを追加していても走りが体感でわかるほど重くなったりしないということでこれは大きなメリットだと思います。

 そんなわけでロードバイクっぽいタイヤに戻す形になったのですが、グラベルキングSKと比較するとギア1枚分くらいの軽さで加速力も本来の形に戻った感があります。当分、遠出する予定はないのでR2タイヤで様子見といったところ。これで問題を感じればSKが付かないグラベルキングにするかもしれません(タイヤ外見はR2と変わらないので意味がないかも?)。しかしながら、こうなってくるとグラベル用途での自転車も本格的に検討したいなとという想いも出てくるところです。