夏らしいものを見たいと思い「安曇野花火」を見に行った話

 夏らしい風景を見たいと思いつつも連日の暑さで外出が辛い季節。そこで暑さもそこそこに落ち着くであろう夜間のイベントとして安曇野市で開催された「安曇野花火」に行きました。チケットは取っていないのと混雑の中に突っ込みたくなかったので少し離れたところから見ることにしました。

 輪行した先の近くにあるコンビニでドリンク・軽食を買い込んで会場の安曇野明科(御宝殿湧水池)方面に向かいます。幹線道路は夕方から車が増えているので下道をメインに走ります。車の向かう方向から明らかに花火大会か?

 途中で路肩に大型バスが停まっているのを発見。花火大会のシャトルバスのようです。見たところ混雑というほどではない印象。公式サイトを確認すると篠ノ井線の田沢駅から近い豊科のシャトルバスの方が混むようです。

 交通規制エリア外かつ見通しが良い場所に到着。

 ここに来るまでに案の定、路上駐車が非常に多かったです。路上駐車もダメですがアウトドア用のチェア・デスク、シートを広げている人たちもいました。明らかに公道上に設営していたので完全にアウトですね。車通りが極端に少ないであろう田舎だから許される……わけではないのであまりに酷かったり、救急車両などの通行に支障が出るとイベント開催自体が許可されなくなるので節度は持ってほしいところです。(すぐに退けられるかがポイントにはなるか)

 花火が始まりました。

 交通規制エリア外で打ち上げ場所・会場から離れていますが遮るものがないのでよく見えます。

 私の保有している撮影機材(Xiaomi 14TPro・insta360 AcePro2)の関係で夜間撮影が厳しいのですが実物は本当に綺麗でした。

 途中からスマホカメラをマニュアルモードでシャッタースピードなどいじりつつ撮影。オートよりだいぶマシになりました。

 あと、Xiaomi 14T Proは望遠2.6からレンズが切り替わるとともに色表現も変わります。変わるといっても良い意味の方で実物に近い色味になるのでほとんど倍率2.6で撮影しています。

 オートは感知→補正→ピント合わせ→撮影とタイムラグがあるので酷いものになりがち……。シャッタースピードが合っていないと光が潰れます。上の画像は失敗例。

 設定を突き詰めればスマホカメラでもそれなりのものは撮れるということか。

いや、本当に実物はとても綺麗なんですよ。撮り手の問題なんです。

ここからは動画からのキャプチャー。

 一番綺麗に撮れるのがどうからのキャプチャーというのが悲しいところ。

 色も飛んでおらず撮った中ではわりかし綺麗です。

 だからと言って夜間撮影機会がほとんどないのにわざわざ高性能カメラ買うのも躊躇する。

 花火が終わった後は輪行して帰路につきました。今回の安曇野花火大会の前に松本市の薄川花火大会も見ていますが、イベント規模的にこのくらいが見やすいように思います。さすがに「諏訪湖花火大会」の花火と比べるのは酷ですが、会場混雑とアクセス(駐車場所確保込み)も考慮すると個人的にちょうど良い具合。

 あと、意外と鉄道利用だとそこまでの混雑ではなかったです。行き帰りで大糸線と篠ノ井線を使っていますが、予想より落ち着いた感じです。強いて言えば長野市方面からの利用客が多かったくらいです。松本市方面だと車・シャトルバスなのかもしれません。