安くて耐久性のあるベッドフレーム で睡眠環境が完成しました!! タンスのゲン のベッドフレームを導入

 先日、あまりにも酷かった寝床を改善すべくGOKUMINのマットレスを導入した記事を投稿しました。その際にベッドフレーム だけ間に合っていなかったのですが、今回ようやく目処をつけて購入・組み立てまで持っていくことができました。購入したのは「タンスのゲン ベッド シングル すのこベッド」というベッドフレームです。

 後述しますが他シングルベッドフレームと比較すると耐荷重200kgを謳っている割には価格はかなり安い製品です。正直なところ買う前に不安を感じましたが、実際に使ってみると今のところ問題なく快適に眠ることができています。

「タンスのゲン」のシングルサイズのベッドフレームを購入

 今回購入した「タンスのゲン ベッド シングル すのこベッド」は組み立てると上のアイキャッチ画像や説明書の図のようになります。ベッドの高さをロースタイル(8cm)・ミッドスタイル(21cm)・ハイスタイル(34cm)の3段階で調整できます。

 さらに12mm厚のすのこ板と縦方向の桟板で中央を補強し負荷を分散することで耐荷重200kgを実現したとのこと。これで価格がAmazonで9,999円だったので他と比較しても割とリーズナブルです。

 一般的なシングルサイズのベッドフレームは耐荷重が120kgまでが相場です。さらに価格も13,000円〜20,000円くらいの価格帯が多い中で今回の製品は9,999円でした。この値段で耐荷重200kgなんて誇大広告だと思いましたが、値段も値段で少なくとも120kgは保障されるだろうと思いポチりました。製品の耐久性に絡むので耐荷重kgの数値が高い分には良いのかなと思った次第。

 そのほか、個人的に好感が持てたのがベッド四隅の角の面取りがされていることです。角にぶつかったり、ひっかけたりの怪我・事故の防止になります。また、布団などを引っ掛けるリスクも減ります。安くても日常使用するものなのでこういった安全面への配慮があるのは好印象。

 選択基準としては宮棚やコンセント差し込み口など「無駄なものが付いていないシンプルなベッドフレーム」だったので仕様と値段を考えるとちょうど良い製品でした。

特に問題なく快適に使用できています

 肝心の使い心地について先に触れます。組み立て・設置後に先日記事のマットレスを敷いて使用しました。今のところ「何も気になる点や不足も無く、快適に使用できている」というのが結論です。

 価格のことに加えて「自分で組み立てる」という部分に不安がありましたが、寝起きや寝返りなどでギシギシと軋むことも無く安定性は抜群です。高さ調節ができるように分割できるタイプの足ですがこちらについても気になる部分はありません。

 5cm厚のマットレスを直接敷いていますが底の硬さやすのこ感というものは感じません。強いて言えば、使用する敷布団によると思いますが、人によっては「硬さ」が気になるかもしれません。使用してみて硬いと感じるようであれば一般的な厚みのあるマットレスを使えば問題ないでしょう。とは言え、これはベッドフレームと言うよりはマットレス・敷布団の範疇でしょうか。あと、すのこベッドなので通気性が確保できるのは衛生面で多きなメリットだと思います。

組み立ては簡単な部類

 組み立てについてですが開梱から設置まで1人でやって1時間半ほどでできました。別途、プラスドライバーが必要ですが、メインの六角レンチが付属し、ネジ類も分かりやすくパッケージされています。

 説明書に記載はありませんが木の接続用ダボがあったので木工ボンドを使いました。使用しなくても大した影響はないはずですが剛性の足しになるかなと思い使いました。

 各部品もプラモデルのように番号が振られているので説明書の図解でよく確認しながら進めれば特段問題ありません。

 組み立てよりもすのこ設置前の「ネジの本締め時の調整」の方が大変かもしれません。一通りネジを仮止めした状態でベッドを立たせるのですが、ここで四隅や中間部分の足・サイドパネルの角度などを確認して本締めします。

 他の方のレビューにもありましたがどうやっても一部で板と板の間に隙間ができます。メーカー側も誤差があるとは書いていますが、値段も値段なのでやむなしでしょうか。

 あと、組み立てていて気になったのがすのこについて一部「ささくれ」があったこと。主だったものは取り除きましたがどうしても気になる部分はやすりがけをしたくなりました。元の木材の関係もありそうですが個体差なのでしょうか? こういう気になる部分もあるのでリカバーできるような道具は必要かもしれません。当然ですが作業時は軍手など作業用手袋は必須です。

 気になる点も触れましたが、総じて今回のベッドフレームは組み立てやすい部類だと思います。購入時に「組み立てさすさ」も選択基準に入れていましたが、引越しや廃棄処分のことも念頭にあったからです。このベッドフレームに関しては解体は組み立て時の逆をやるだけなので簡単です。また、引っ越しの時は半分に解体して運び出すことも考えましたが、シンプルなシングルサイズなので2人で運べば問題なさそうです。

耐荷重200kgや耐久性は今のところ不明

 製品説明にあった「耐荷重200kg」については実際のところは不明です。はっきり言えば検証のしようがないです。メーカーが謳っているこの数字も具体的に何をどのように試験をしての数字か不明。この検証方法は公表すべきだと思いますが、どの部分にどの程度の重さ・負荷がかかるかで変わるはずなのであくまで参考程度なのかなと思います。ただ、他のベッドフレーム製品との比較、組み立て時の印象から最低ラインの120kgはクリアしているのだろうなと思います。そうでなければ今頃、消費者庁あたりにどんどんクレームが届いているでしょう。

 また、耐荷重と被る話ですが「耐久性」についても今後使用していくことではっきりするでしょう。お値段から耐久性の面はどうなのか気になりますが、組み立てや使用した感触では長く使っていけそうに思えます。以前の睡眠環境が酷すぎたので比較対象としては易しすぎますが、快適な睡眠環境を得られたのでひとまずこれでしばらく様子をみようと思います。

シンプルで高すぎず無難なベッドを探している人にはピッタリ

 以上、色々と書きましたが、値段の割には造りはしっかりしており、組み立てやすく、耐久性も確保されているので個人的には満足な買い物でした。一般的にベッド自体にどれくらい投資するものなのかわかりかねますが、私のようにシンプルで頑丈かつ組み立てやすい無難なベッドをお探しの方にはピッタリの製品だと思いました。