私はコーヒーが好きでスタバや丸山珈琲などで挽いた豆を買ってきて自分でコーヒーを淹れます。ところが昨今の新型コロナウイルスの影響でスタバの店舗は営業休止。
こちらの以前に頂いた豆も挽いてもらうことができません。この状況もいつまで続くのか不透明であるため今更ながらコーヒーミルを購入しました。
購入したのは「キャプテンスタッグ コーヒーミル セラミック刃 ハンディータイプ Sサイズ 18-8 ステンレス製 UW-3501」。アマゾンでも検索すると大体トップに出てきます。値段とスペック的に手頃だと思います。キャプテンスタッグはパール金属のアウトドア部門ということでアウトドア製品です。今回「手動」のコーヒーミルを購入しましたが、いずれアウトドアで使用することを考慮してのこと。また、ゴリゴリと削ってみたかったという好奇心も半分・・・。
「キャプテンスタッグのコーヒーミルSサイズ」は筒状の本体と取り外し式のハンドルと至ってシンプル。
上の蓋を外してコーヒー豆を投入します。最大17gとのこと。今回はいつもの1杯分10gを投入します。
豆の挽き具合はこちらの「調節ネジ」を回して調整します。とりあえず少しずつ変えて挽くことにします。
理想的な挽き具合というものは好みや豆によって変わってきますが合わせる目標として丸山珈琲の「夜桜ブレンド」を用意しました。これに合わせたいと思います。スタバは焙煎の関係なのか「濃い」と感じることもあったのでスタバより粒が大きめな丸山珈琲を参考にすることにしました。
まず一番細かく挽いてみます。予想通り粉末状です。エスプレッソで使用する挽き具合です。
今度は調節ネジが真ん中に来るようにセットして挽きます。さっきよりも粒が大きいためかハンドルを軽い感触でゴリゴリと時間もかからず挽き終わりました。相当荒く弾けました。この荒さだと味が充分に出ない可能性があります。
もう少し調整して細かく削るとこんな感じ。目標の粒の大きさに近いたと思います。ここまでで気付いた方もいるかもしれませんがスタバの豆は黒すぎて粒の具合がよくわからないですね・・・。
実際にそれぞれ淹れてみました。粉末状の豆についてはそのまま飲むことはできませんでした・・・。ミルク入れても辛かったです。
目標の挽き具合で淹れたものは狙った通りで飲みやすかったです。スタバで挽いたものよりは粒が大きめにすることで店舗で飲むドリップコーヒーよりもあっさりした味わいになりました。
意外だったのは一番粒が大きかった豆について意外と味が出ていたことでした。蒸らしを含めてすぐにお湯が落ちていったので「色の付いたお湯」だと思って飲んだのですが目標の挽き具合のものと遜色ない味わい。グランデサイズで飲むのに適している濃さです。スタバの焙煎度はかなり強いのではと感じさせる結果でした。
初めて自分で豆を挽くところから淹れてみましたがゴリゴリゴリゴリと削る作業が中々楽しくて削りすぎました。一度に全部挽いてしまうと酸化で味が落ちるので都度挽くのが理想です。粉末状にしない限りはお湯が沸く前に挽き終わるのでそこまで手間ではないと思います。毎日はさすがに面倒ですが豆によって挽き具合を調整したいときには心強い道具だと思います。