ミニベロの走行性アップにはシュワルベ デュラノがオススメ!!

 ミニベロを購入すると一度は考える「軽量化」・「走行性能向上」。手段は色々とありますがお金をかけずに効果を実感できるものとして「タイヤ交換」が挙げられます。地面と接しているパーツなのでこの部分を変えれば効果が実感しやすいです。

 例を挙げるとダホンのミニベロではKendaのタイヤよく使用されています。私のDash Altenaも同様です。このKendaのタイヤは空気圧が最高で65psiほどだったと記憶しています。乗り心地を考慮してのものだと思いますが、タイヤをロードバイクのようにパンパンに入れられないので走行性能はそこまで期待できません。走行性能を向上させるなら高い空気圧に対応したタイヤに交換するのが近道です。

オススメは「シュワルベ デュラノ」

 私も今までミニベロで真っ先に手をつけたのが「タイヤ」です。20インチ未満のホイール径では選択肢が限られますがミニベロで一般的な20インチ(406・451)だとそこそこタイヤの種類があります。多くの種類を試したわけではありませんが個人的にオススメするならばコスパの観点で「シュワルベ デュラノ」です。

 

メリット

 最初に付いていたKendaのタイヤとの比較になりますがタイヤ幅が細くなり、タイヤの溝が無いので路面での転がりが良くなったことを体感できます。このタイヤは最高で「110psi」の空気圧に対応しているので路面との摩擦はロードバイク並に抑えることができます。

 また、タイヤ幅が細くなるのでホイールを外す際にブレーキシューで引っかかるという問題を回避できます。ダホンのミニベロなど「折りたたみ自転車」でホイールを外す機会はそうそう無いと思いますが万が一のパンクや整備の時にはメリットになります。

 そのほかにもタイヤが細くなり厚みも減るので軽量化にもなります。Kendaは300g、デュラノは重量が280g。タイヤだけであれば前後合わせて「 40g」の軽量化にということになります。私はチューブも併せて交換したので合計90g減でした。数字上は微々たるものなのですがシュッと細くなっているせいかハンドルを切った感触が軽く感じます。

デメリット

 シュワルベ デュラノに交換してのデメリットも挙げておきます。ロードバイクと同じ空気圧に対応するので乗り心地が硬くなります。標準タイヤのような低空気圧での使用ができなくなるので乗り心地を重視したい場合は標準タイヤを使用した方が良いです。

 シュワルベ デュラノに交換した際のメリット・デメリットを上げましたが、他のタイヤでもほぼ同様のことが言えます。少しでもロードバイク的な走り・転がりの良さに近づけたいということであれば導入コストの観点からも「シュワルベ デュラノ」をオススメします。

 単純な走行性能アップを目指すなら同じシュワルベのタイヤに「シュワルベ ワン」があります。ただ、値段が高いことと走行性能と引き換えにタイヤ寿命が短いという欠点があります。趣味として乗るには気軽に手を出せる代物では無いと思います。どうしても導入するなら「決戦用」といったここぞという場面で使用する方が良いと思います。

*「シュワルベ デュラノ」オススメだよと書いておいてなんですが、アマゾンに451サイズの取り扱いが無いですね・・・。チューブはあるけど。ただの在庫切れ?