箱根登山電車の「あじさい電車」に乗ってきました!!

紫陽花を見に箱根登山電車に乗ってきました。箱根登山電車は紫陽花が咲くこの時期は「あじさい電車」の愛称で呼ばれ、線路沿いの紫陽花を楽しみながら電車の旅ができるわけです。あじさい電車は昼と夜に別れていますが、今回は予約不要の「昼のあじさい電車」に乗りました(夜は要予約です)。

 リンクの路線図を見てもらうのが一番わかりやすいのですが箱根湯本駅から強羅駅までの区間で445mほどの標高差があり、ケーブルカーも利用すれば7月下旬まで紫陽花を見ることが可能です。箱根湯本駅からあじさい電車に乗るわけですがほとんどが赤色基調の車両です。私は鉄オタではないので詳しくないのですが7種類くらい車両があるようです。*車内は人が多いので写真は無しです。

 標高がある関係上、途中の3駅でスイッチバックして進みます。そのため運転手さんも駅で前後の運転席に移動します。スイッチバック式の鉄道といえば長野県の篠ノ井線にある姨捨山を知っていますがどちらも標高差があるので眺めが良いです。

 沿線は紫陽花が綺麗に咲いています。見ての通り走行している車両内から写真を撮ることは困難・・・。

 目も当てられない写真が生産されていきます・・・。

 早々に諦め紫陽花を眺めながら電車に揺られることにしました。

 強羅駅に到着。さらに上に登る場合はケーブルカーに乗り換えです。今回は上に行く目的が無かったので強羅駅から「箱根強羅公園」に向かいます。行く途中でも紫陽花があちらこちらで綺麗に咲いています。

 途中の急勾配の坂がエグい・・・。

 箱根強羅公園は中央に噴水を配した植物園でカフェや温室もあります。たくさん人が写り込んでいるので写真はありませんが小雨の天候だったのであちこち苔むしていてわびさびな雰囲気。紫陽花やバラも咲いています。

 温室の紫陽花や・・・

 バラのソフトクリームも堪能。バラのソフトクリームは確かに花の香りがするのですが何というか芳香剤のような香り・・・。美味しいですが芳こ・・・。

 帰りはあじさい電車に乗って降りるだけですが、途中駅で降りて沿線をお散歩することにしました。

 沿線の紫陽花の隙間からあじさい電車が定期的に姿を見せます。

 踏切や横断地帯には鉄オタがたむろしています。この時期の風物詩なのか警備員さんもしっかり配置されています。不本意ではありますが少し距離を取りつつもそこに混じり撮影。

 写真を見てお分かりの通りひどいものです・・・。動くものを撮るのは難しいです。通りかかる地元の方の中には鉄オタ集団に「ここはみんなの道路だぞっ!!」と怒鳴りつけるように言っていく姿も見かけました。確かに邪魔だししょうがないとは思います。とはいえ、こういった観光資源で成り立っている現実もあるので良し悪しということでしょうか。

 箱根湯本駅まで降りたら小田原経由で東京にそのまま戻れます。東京に戻った後はピザを食べて帰宅しました。

 今回は小雨が降る天候でのおでかけだったのですが、紫陽花は雨に濡れると花や木々の色がしっとりと濃く出るので個人的にはベストなシチュエーション。ほとんどのお出かけで雨は歓迎されないわけですが、あじさい電車については雨が降っても風情があって楽しめる所がとても魅力的だと思います。