最近、Twitterでチョコミント味のバターなるものがあることを知りました。チョコミント好きとしては試さないわけにはいかないと早速「CANOBLE」の「チョコミント」バターを購入したわけです。他にも「モヒート」、「ストロベリー」、「ヌーベルショコラ・シュクレノワール」の3種も購入。写真の通りパッケージもオシャレ。
まず「CANOBLE」は「ナショナルデパート株式会社」が展開している「食べるバター」である「ブール・アロマティゼ」の専門ブランドということみたいです。ベースのバターにナッツやドライフルーツ、ミント等を練りこんだフレーバーバターです。チョコレートバターが原点のようですが今回は夏の新作ということでチョコミントとモヒート等が追加されたようです。購入時に他の種類も試食していますが改めて実食。そのまま食べたりパンに塗ったりして頂きました。
さっそく「チョコミント」から。原材料はこんな感じです。実際に頂いてみるとちゃんとチョコミントです。ミントの清涼感とビターチョコがさりげなく効いたスッキリした味わいです。他のチョコミント食品と違うとすれば主張しすぎないレベルでバターのクリーミーさを感じる点でしょうか。
食べるバターなのでそのままでも充分満足な味わいですが、他の食べ方としては「チョコミント味の調味料」と捉えると食パンやパンケーキに塗るなど使い道は限られそうです。
チョコミントと一緒に追加されたバターの「モヒート」もそのまま頂いてみます。砂糖が入っていますがライムとミントの清涼感とバターのおかげでこちらもバターと思えないスッキリした味わい。砂糖入りなのでパンに塗るとお菓子パンほどではありませんが甘みが主体に感じます。そこまでくどい味わいではないので鶏肉や白身魚のグリルに合わせると美味しいと思います。ちなみに試食で頂いた「瀬戸内レモンバター」も同じく工夫次第で使い道が広がりそうなバターでした。
「ストロベリー」は見た目の通りストロベリーがガツンと来ます。ストロベリー以外にもベリー系ドライフルーツが数種類入っておりその酸味も感じます。ここまでしっかりした味わいだと甘いパンケーキに塗っても負けないと思います。
続いて「ヌーベルショコラ・シュクレノワール」。チョコレートバターは多くのラインナップされていますが黒糖チョコとクルミが入っている点が目につき購入しました。実際に頂いてみると見た目以上にチョコの味わいとクルミの存在感を感じます。とはいえ、そこまでしつこくもないので何かに塗るよりはそのまま頂くのが良いと思うバターです。
食べるバターというものを初めて頂きましたが、各フレーバーを表現しながらも滑らかでスッキリした後味でバターに連想されるしつこさや脂っこさは感じない新しい味わいでした。クリームを乳酸菌で発酵させる「発酵バター」をベースに作られていることによるとのこと。上記で料理で使うなら・・・、何かに塗るなら・・・等々書きましたが、試食も含めて一通り頂いた感想としては「そのまま食べたいバター」です。ちゃんと各フレーバーの味わいを出しつつも繊細で上品な味わいなので「そのまま食べないと勿体無い」と思わせるものがあります。おつまみ?という表現はしっくりこない食べ物です。お茶やコーヒーなどの飲み物と合わせて少しづつ味わいたい。そういう食べ物です。自分へのご褒美や誰かへのプレゼントにもピッタリだと思います。ピスタチオやマンゴー等々種類がありますが「うに」という変わり種もあります(お高いですが・・・)。
*余談ですが「食べるバター」つながりで「トレイルバター」を思い出しました。
こちらもお値段はなかなかのものですが炭水化物ではなくナッツやココナッツオイルなどの脂質主体のアウトドア用の携行食です(脂質は炭水化物と違って長時間アクティビティに向いています)。トレイルバターも低糖質・グルテンフリー・ナチュラル素材など通ずる部分を感じます。アウトドア用と嗜好品では目指す部分は異なりますが、昨今の健康志向・糖質オフの流れにマッチしているのかもしれません。