今回の記事はただの呟きみたいなものです。タイトルの通りで以前からグラベルロードバイクの買い足しを検討中です。輪行での遠出は主にTREKのエモンダSL6というロードバイクを使用しています。もともと輪行時の自転車の軽量化という目的があってロードバイクを購入したのでほぼ満足しています。
それなら何故グラベルロードを検討中かと言えば、山を走る時に不安を感じる場面がチラホラ出てきたため。正直なところ私自身のライドテクニックなど無いに等しく、安曇野市の光城山からの下りや白馬の嶺方峠の下りで悲鳴をあげてしまうような操縦技術・・・（そう考えるとAACRのコース設定は秀逸）。登りはともかく、下りのブレーキ操作での手の疲労は気になるところ。ブレーキがらみでは最近、雪で滑ってそのまま滑り落ちたことも。タイヤはグラベルキングに履き替えて多少の荒れた舗装路なら走る分には問題ないのですがブレーキだけは如何ともしがたいところ。これはエモンダSL6が悪いのではなく、走る場所に適していないことがそもそもの原因。そこで「適した自転車」を買い足そうかなと考えている次第です。「テクニックでカバーできなければ機材で」という安直な考えです。
買い足すとしてマウンテンバイクかと言えば「それは違う」と断言できます。酷道が存在するとは言え日本の道路はほとんどが舗装されています。マウンテンバイクで舗装路を走るのは正直ストレスです。やはり舗装路を走るならロードバイクが楽しいと思います。なによりも輪行時の重量増になります。以前なら「シクロクロスバイク」が候補に挙がるところですが、最近は「グラベルロード」というジャンルの自転車が出てきており、「ディスクブレーキ搭載」・「太いタイヤ」・「荷物の積載も考慮した設計」・・・と使用用途には合致しています。手近なところでTREKで探すとドマーネとチェックポイントというモデルがありますが「重量」が気になります。チェックポイントはSL5だと「9.6kg」あります。これだとカスタムしたDash Altenaと変わりません。ディスクブレーキ搭載機の宿命とはいえこれでは本末転倒です。少なくともダホンの軽量モデルMuSLX以下でないと手を出す意味がありません。ちなみにアルテグラ採用の「SL6」が無いかと探したところ日本での販売は無し!?という扱い・・・。一方のドマーネも重量増になる上にエモンダがある状況では中途半端と言わざるを得ません。理由は他にもありますが一番の理由はカラーリングが好みではないこと（ここ重要）。「どうせ買い足すなら一般的なロードバイクと違うものを」という考えもあります。
色々探してみるとCanyonの「グレイル」というモデルがカラーリング的にも好みで「ホバーバー」という二階建てハンドルが面白そうです。重量もサイズから考慮して許容範囲といったところ。ただ、このメーカーさんは通販のみの取り扱いということで実店舗無し・・・。組み立ては簡単と謳っていますが、スポーツバイシクルも車と同じく購入後の整備は重要だと思います。このモデルを選択する場合はセットで面倒を見てもらえるお店を探さないといけません。「他店購入の自転車お断り」という自転車屋さんが多いこともあるのでこの辺りは購入時の課題になります（この辺の自転車屋さんの姿勢には異論はある）。
色々なメーカーさんのサイトを見て回りましたがデザイン的にもピンとくるものがなく迷走中です。はてさてどうしたものか・・・。