一気に気温が上がって桜の開花が進んだ安曇野エリアをミニベロでサイクリングしてきました。冬の降雪によって木の一部が折れてしまった常念道祖神の桜、大王わさび農場近くの早春譜の碑の桜、その道中で目にした景色を楽しんできました。
あづみ野やまびこ自転車道の桜
「あづみ野やまびこ自転車道」の桜は拾ケ堰(じっかせぎ)沿いを中心に主だった区間で満開を迎えていました。常念道祖神に向かう途中ですがちょくちょく足を止めて撮影。
頭上からは鳥の鳴き声が響き渡ります。よく見るとヒヨドリたくさん桜の木の間を飛び回っていまっす。
あっちの枝からこっちの枝へと飛び移りながら桜の花の蜜を舐めていました。
自転車道だけではなく後述の大王わさび農場周辺でも同じ光景が見られました。
「じてんしゃひろば」は桜と芝桜が満開。車でのアクセスの良さと駐車場所があるためか若干混雑していました。
道の駅「ほりがねの里」では菜の花が咲いていました。あと、早い気もしますが鯉のぼりも。
常念道祖神の桜
今回の目的地の一つである「常念道祖神」の桜。降雪の影響で両サイドの木が一部折れてしまいましたが、今年も美しく咲いていました。
両サイドの木がなくなった分、例年と比べるとスカスカ感があるのは否めません。
朝早くから撮影する人がひっきりなしに訪れており、先ほどのじてんしゃ広場ほどでないにしろ混雑していました。
これは山麓線の国営公園の入り口交差点から望遠で撮影した写真。自分が行った時よりは人数が減っていますがこんな感じでちょっとした人だかりになっていました。
早春譜の碑と周辺の桜
大王わさび農場近くにある「早春譜の碑」の桜も満開でした。こちらは桜と菜の花、わさび田の風景が楽しめます。
わさび田沿いが遊歩道にもなっており散策するには楽しいところです。
私が行った時間帯は混雑していたので上げられる写真が少ないですが満開になった桜がドーム状に頭上を覆っており、柔らかい陽の光が降り注ぐというまさに春らしい空間を形成していました。
早春譜の碑がある堤防道路沿いも桜が満開で自転車や歩いている人の姿を多く見かけました。
道中の景色も堪能
目的地までの道中の景色ものんびり楽しめるのがサイクリングの利点だと思っています。徒歩だと大変ですし、車だとすぐに通り過ぎてしまいます。さらに運転していれば脇見運転になって危険極まりないですし。自転車だとそのあたりちょうど良い塩梅と言えます。
先述の国営公園入り口交差点の反対側の景色。こちらも常念岳も相まって壮観な眺めです。
国営公園の桜も駐車場と園内ともに満開を迎えていました。
こちらは常念道祖神の近くにある桜スポット。桜の木の周りは公民館くらいしか無い開けた場所で、常念岳をはじめとした山々を背景にした眺めが楽しめます。
常念道祖神が有名なせいかこちらに人が来ているのを見たことがありません。それならそれで独り占めできるので好都合です。
こちらは「さかた菓子舗」前(とアートヒルズ前)からの眺め。
こちらは自転車道の起点近くの桜の木。ここも毎年きれいに花を付けています。
早春譜の碑と自転車道の起点の中間くらいの場所にはごく短いながらもトンネル状になった区間があります。
ここもゆっくり自転車で走るなり歩いたりするなりすると気持ち良いです。今回も何回か往復してしまいました。
早春譜の碑のすぐ近くにも大きな桜の木があります。歩いて行ける距離ですが砂利道が原因なのかこちらも人がほとんど来ません。こんなにきれいなのにもったいない。
こちらは大王わさび農場の近くで撮ったもの。この開けた景色を眺めつつ自転車でのんびり走るのは気持ち良いものです。近くの穂高駅前にはレンタルサイクルがあるので自転車で走っている人を見かけます。
上空をパラグライダーが飛んでいました。最近では珍しいような気がしますが、明科の長峰山展望台から飛び立ったものでしょう。
望遠で長峰山展望台を撮影した写真です。長峰山頂上にはパラグライダー離陸台が設置されています。大町市の小熊山のパラグライダー離陸場にシェアを取られているのかと思いましたが、今でもちゃんと利用されているようです。
桜の風景を求めてのサイクリングをしましたが目的地とそこまでの道中で満開の桜を楽しめました。桜の開花期間と天気がうまく噛み合ってくれて助かりました。あと、木々や草の緑がやたら青々としていたのが印象的でした。ここまで掲載している写真は明るさ・コントラストは僅かに調整していますが彩度は一切いじっていません。この青々とした緑を見るとこの後のグリーンシーズンもとても楽しみになります。