年始のことですが安曇野市の「犀川白鳥湖」と「御宝田遊水池」にコハクチョウやカモを見に行きました。白鳥の越冬地として長野県には1月〜3月初旬くらいにかけて多くの白鳥や水鳥が滞在します。安曇野の犀川沿いにある「犀川白鳥湖」と「御宝田遊水池」は特に彼らが集まるスポットとして有名です。
御宝田遊水池はカモだらけ
御宝田遊水池は安曇野市明科の犀川沿いにあります。ここではおそらく地元の保護団体によるものなのか、バケツに入った餌が販売されていたり柵を設けるなど一定の管理がされているようです。この辺のことは詳しくないのですが、野生動物なので餌付けするようなことは果たして大丈夫なのかと思わなくもない。
私が行った時は数種類のカモさんしかおらず白鳥は不在。それにしてもカモが多い。ここまで多いと鳥インフルもどうなんだろう?
彼らもよくわかっているのかバケツを持った人にめがけてトコトコと歩いてきます。可愛いんだけど野生動物なのにトコトコ歩いてくるのは大丈夫なのか?
餌をつつきつつもたまに喧嘩しているカモもみかけます。取り合うほど少ないわけではないので仲良くしてくれ。
ここではざっと見たところオナガガモ・ヒドリガモ・マガモ、他にもキンクロハジロ・ホシハジロも見かけました。彼らとしては一緒に滞在しているのはどういう感覚なのでしょう? 人間で言うコーカソイドやモンゴロイド、ネグロイドといった感覚でしょうか?
鳥によっても微妙に滞在する場所や餌への食い付きの有無など違いがあって面白かったです。
最後まで白鳥を見かけることはありませんでした。あとで調べたら昼間はあまりいないようで、ここより少し南の白鳥飛来地の方がいるようです。あの多数のカモさんの圧から居心地が悪いのかもしれません。
犀川白鳥湖のコハクチョウ
「犀川白鳥湖」に移動してコハクチョウも見てきました。ここは以前にサイクリングでも何度か来たことがありますが、初見だと道が若干分かりにくいかも。要所要所に看板はありますが、道も狭い上に道路も荒れているので注意。
北側には「光橋」、奥には北アルプスの山々が見えます。
さすがにここだとカモほどではありませんがコハクチョウが多く滞在しています。近くに「スワンガーデン」という商業エリアがありますが、その由来にするだけはあるということでしょうか。あと、明科と違うのはでかい望遠レンズ付きのカメラや三脚を装備した人たちが多いと言うところ。コハクチョウの絶好の撮影スポットなのでしょう。
ここにも多くいるカモさんと共に犀川をプカプカしています。
たまに旋回飛行する者も。
望遠レンズといった類は持っていないので、スマホカメラに双眼鏡を覗かせて撮影。
安定はしないけどこれはこれであり。スマホカメラの光学ズームよりは画質はマシ。
距離感を大切にしつつ見守るのが正解
2ヶ所の渡り鳥の飛来地をまわりましたが、2月末くらいまでが見頃らしいです。早ければ3月初旬までには旅立つそうです。御宝殿湧水池は餌が売られていましたが、冒頭にも書いたように野生動物であることや鳥インフルの懸念もあるので越冬地としての保護はしつつ、距離感はある程度保って見守るのが正解なのかなと思いました。