ロードバイクに付けるベルは「KNOG(ノグ)」の「Oi」がオススメ

 すでにブログで扱った記憶があるのですが自転車のベルの話です。自転車にベルは必ず付けないといけませんがロードバイクなどスポーツ自転車にはデザインと機能性から「KNOG(ノグ)」が出している「Oi」」一択だと思っています。

デザインと機能が両立したベル

 「Oi」は一般的なドーム型ベルと異なり、ハンドルバーの径に合わせたリング形状です。ベルの存在が主張せずさり気ないデザインなのでどんな自転車でも邪魔になりません。また、ラージサイズ(内径:23.8-31.8mm) とスモール(内径:22.2mm) の2サイズ展開なのでミニベロからロードバイクまで幅広く対応しています。

 ちなみに通常版より少し高いですが「ラグジュアリーモデル」という真鍮やレザーを使用したクラシカルでおしゃれなデザインのベルもあります。自転車のデザインによってはこちらが見た目的に合うケースもあるでしょう。

 ベルとしての肝心の音ですがマ・クベ大佐もニッコリな澄んだ音色です。一般的なベルのようにけたたましさは無いので鳴らす方も鳴らされた方もそこまで不快な気分にはならないと思います。

*もちろん、鳴らすような場面を回避するのが原則です。

 欠点としては平べったい「エアロタイプ」のハンドルには付けられないことでしょうか。そういえばエアロタイプのロードバイクに乗っている方々はどういったベルを使っているのでしょうか? 荒川河川敷でよく観察しておけばよかった。

自転車にベルの取り付けは義務です

 ところでなぜ今回ベルの話を扱ったかと言うと今更ながらROVE STにベルを付いていないことに気付いたからです。今までROVE STでのサイクリング動画や写真をアップしていましたがその時にもベルは付いていなかったのです。完全にやらかしていました……。

 自転車にベルを取り付けることは道路交通法で必須となっています。例えば道路交通法54条では「警笛鳴らせ」の道路標識がある地点で全ての車両が警音器を鳴らすよう定められています。「車両」扱いとなる自転車も当然ですがベルは必要なのです。さらに地域の条例によっては整備不良として罰則の対象になることがあります。ただし、道路においては歩行者が優先なので危険防止など緊急時以外で歩行者にベルを鳴らすのはご法度です。

 RENEGADEにも「Oi」を付けていますが使用する機会がなくスッキリしたデザインゆえ付けていることを忘れるレベル。両方を順に掃除していて違和感に気付き発覚した流れです。

ROVE STに「Oi」を取り付け

 そんなわけでさっそくROVE STに「Oi」を取り付けました。今回は車体カラーに合わせてゴールドカラー(BRASS)を選択。ハンドルバーの這わせたケーブルを逃すスペースが設けられているので取り付けに支障はありません。

 「Oi」は良くも悪くも主張控えめのベルです。ベルとしての機能を担保しつつ見た目も損なわないのでロードバイクのようなスポーツ自転車には最適だと思います。ベルを取り付けましたが鳴らすような場面が来ないようにしたいと思います。