VantageVの計測テストと荒川サイクリング

 新たに調達したPolarの「Vantage V」のテストも兼ねてDash Altenaで荒川沿いのコースを走ってきました。

 詳しいレビューはいずれ書くつもりですがVantage Vは腕時計型のウェアラブル端末で主に日常生活やランニング等のスポーツアクティビティデータを収集・分析するのに役立つ製品です。以前、レビュー記事で触れた「A370」の上位機種です。Vantage Vはサイクルコンピュータのように自転車に装着したスピード・ケイデンスセンサーと同期してデータを取ることができます。腕時計型のウェアラブル端末なのでサイコンと比べて液晶画面を確認しにくいのですが諸々のデータは取れるわけです。

 そんなわけで実際にどんなものか試してみようということでサイコンも装備せずサイクリングしてきました。サイコンが無いのでいつもよりハンドル周りがスッキリ(アクションカムが存在感放ってますが・・・。)。

 週末だったこともありランナーやローディーやら野球少年でごった返している荒川河川敷エリアを走行。また、赤羽のマラソン大会が行われていたのでランナーの密度がすごいことになっていました・・・。走っていると右岸の斜面沿いに芝桜を発見。

 東京都北区が新荒川大橋緑地で実施している芝桜のフラワーアートとのことです。

 綺麗に芝桜が整備されていたあちらこちらで撮影している人たちがいました。私も自転車を立てかけて撮影。

 ちなみに帰りに左岸から確認するとこうなっていました。「KITA CITY」となるわけですね。

 今回はちょうど良い区切りとして彩湖を目標地点として走りました。彩湖でもウルトラマラソン大会が行われていたので橋から撮影するとカラフルなウェアの流れが確認できます。今回は彩湖でUターンし左岸の「キッチンとれたて」で休憩して帰宅しました。

 肝心のサイクリング時のVantage Vの使用感ですが十分使えるという感想です。上の写真のように自転車本体のセンサーとBluetooth接続されると自転車マークが付きます。そして、計測時には距離・スピード・心拍数等が表示されます。画面をスライドさせて詳しい心拍ゾーンや高度といったデータが表示できます。ただ、腕時計型端末なのでサイコンのように常時見るわけにはいかず、マップ確認用などサイコンやスマホとの併用が現実的だと思います。

 管理アプリの「Polar Flow」に同期したところ速度・距離・心拍数・消費カロリー・GPS等々のデータが取れていることが確認できました。A370のように心拍データをサイコンに送信する機能が無いのは残念ですが、わざわざサイコンを持ち出したくないけどサイクリングのアクティビティデータはしっかり取得したいという時には十分活用できると思います。