サイクルイベント開催中の脇で新緑の安曇野エリアをサイクリング

 天候が回復してきたので新緑の安曇野エリアをサイクリングしてきました。ちょうどこの日は「アルプスあづみのセンチュリーライド(AACR)」が行われているのですが、そのイベントの横で私はのんびりブラブラと走ってきました。

 当初はAACR参加ローディーたちを見物しようかと思いましたが路面ウェットだったので予定変更で遅めの出発。正午くらいには晴れてきましたが常念岳は雲で隠れています。

 「あづみ野やまびこ自転車道」を走って「自転車ひろば」に到着。この画角だと常念岳が見えるのですが雲と生い茂った緑で山が隠れています。桜も芝桜も終わっているからかほとんど人がいませんでした。

 山には雲がかかっていますが平野部には暑さを感じるくらいには陽が照り付けています。風は強くありませんが草と土の匂いが鼻をつきます。

 常念道祖神に到着。最後に来た桜の時期よりも周囲の草も生茂りすっかり様変わりしています。

 「国営アルプスあづみの公園」入り口交差点前まで登ってきました。「AACRは最後の穂高エイドから山麓線までの登りがキツかったなぁ……」と回想しつつ登っていました。通常は特になんとも感じない登りですが往路と穂高エイドまでの復路で体力を削られているので意外とキツくなるのです。

 今回のAACRでは国営公園前の「北海渡」交差点は左折車が多いことから復路に関しては歩道を進むことになっていました。Twitterでその情報を見かけていましたが確かに看板が置いてあります。

 撮影していると正午くらいでしたがもう戻りの方々が何度か通過して行きました。みさなん口々に「歩道? ああ、なんか言ってたよね」、「これのことか」など話しながら歩道に流れていました。

 そのほか前から思っていることですがこの広くもない道幅に無理やり自転車用の青矢印が設けられて車の運転手も大変だなと思います。

 休憩として国営公園まで来ました。時間的にエイドも撤収しているはずで紛らわしくは無いだろうとの判断です。

 私の今回のエイド色はこちらのセブンティーンアイスです。道の駅「ほりがねの里」からセブンティーンアイスの自販機が消えてしまったのでここまで登らないと買えなくなりました……。ぜひとも復活してほしい。

 公園に着く頃には日差しが強くなっていたので木陰に逃げ込み休憩しました。

 駐輪場にあるレンタサイクルの看板を見てみると以前よりもステーション数が増えていることに気付きます。15分で100円というのが安いのか高いのか判断がつきかねたのですが、タクシー・バスと比較すれば十分安いのだと思います。

 休憩後に公園入り口前まで降りてくると復路を行くAACR参加者がどんどん走り抜けて行きます。ここを通る人が増えてくるためかイベントスタッフさん?が先の交差点前で歩道に入るように声かけをしていました。

 紛らわしいかなと思いつつ帰り道の関係から途中まで山麓線を走ります。交差点脇で走り抜けていくAACR参加者を見物。改めて見るとロードバイクは速い乗り物です。

 自転車道を起点にしつつのんびり走りつつ帰路につきました。今回はイベントとは関係なくサイクリングをしている方々が非常に多かったです。おそらく「ほりがねの里」を起点に走っているのでしょう。

 新緑の季節ですが鼻につく匂いはすでに「夏の空気」でした。場所によっては畑に実る作物からなのか甘い果物の香りもしていました。さながら「お盆時期のおばあちゃんの家の匂い」といったところ。伝わるかな……?

 この前まで寒かったのにあっという間に季節が流れていく感覚。これからさらに暑くなってくることを考えると今くらいがちょうど良い季節なのかもしれません。安曇野エリアは走り抜けるよりものんびり味わうように走るのが好きなのだと走るたびに気づかされます。雲が無いタイミングで走れたら今度は長峰山に行きますかな。