「ソロライド」について

 私は「ソロライド派」です。新型コロナウイルスによる外出自粛の流れで自転車界隈も「三密」を避け「ソロライド」にしましょうという流れです。

 「三密」とは「空気の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発生をする密接場面」のこと。感染リスク回避のためにこれらを避けましょうということです。自転車関係で言えば「お一人様」で人通りの少ないところで長距離や追い込むような走り方を避けて「ソロライド」にしておきましょうということです。

 私の場合はコロナの話になる以前に「今までソロライドしかしてこなかった」ので輪行が封じられている以外はあまり変化がありません。輪行が封じられているのは大変な痛手ではありますが・・・。

 私がソロライド派なのは「一緒に走る友達・仲間がいないから」・・・というのもありますが「一人で走る(行動する)のが好き」なのです。

・行き先やペースを自分で自由に決められる

・気分転換も兼ねて走っているので一人でいたい

・「自分」が原因でグループの足を引っ張る心配がない

 理由を挙げればこういった感じです。単純に集団行動が苦手なだけです。コミュ障の私にはグループライドはハードルが高すぎます。しかし、ソロライドには途中で見つけた脇道やスポットに気まぐれで立ち寄ったり自分のペース配分で進んだりできるといったことが気兼ねなくできるのが魅力です。ロードバイクなどで走っている時まで他人のことを気にしていたくないのです。

 もちろんソロライドには「リスク」も付き纏います。事故などのトラブルも自分で対処しないといけません。また、山間部を走る場合は登山・トレッキング同様に「道迷い」や「熊や猪など獣」の心配も必要だったりします。このようなリスクへの対策としては事前の「エリア情報収集」・「地図の確認(Google マップを活用)」・「各装備の充電と動作確認」・「パンク等の修理道具の準備」・「緊急時のエスケープルート(公共交通機関やタクシー等)確認」は徹底して行います。見知ったエリアでも修理道具と輪行バッグは必ず装備しています。

 いつもソロでしか走りませんが「グループライドの良さや大切さ」もよくわかっています。グループだからこその達成感や楽しさもあります。また、グループだと「他の人の走り方」「交通安全上の配慮すべき部分と走り方」を経験し学ぶ事ができます。この辺りはAACR等のイベントに参加してよく実感しました。どちらも経験しておくべきだということですね。

 現在の状況がいつまで続くか見通せないところですが終息後も楽しむために事故や感染などのトラブルがないようにしたいものです。