DAHONのミニベロ・折り畳み自転車はほとんどのモデルでキックスタンドを標準装備していますが、Dash AltenaやMu SLXなどの一部モデルはスタンド類が付いていません。しかし、実際の運用においてスタンド類があるとちょっと立てかける際にも非常に便利です。また、不意に倒れて傷がつくなどの事態を防げます。そんなことからDAHONの「Dash Altena」に「キックスタンド」を装着してみました。
ロードバイクをはじめスタンドが無い自転車は駐輪時は寝かせたり立てかけたりします。しかし、立て掛けたり寝かせたりする場所も気を使うことが有ります。下手をすれば最初に触れたように傷がついたり破損する可能性もあるわけです。
私のDash Altenaはコンポを105に換装したりブルホーンハンドルにしたりと色々弄りましたがレース機材ではないですし、スタンドで立てておけるとなにかと便利です。しかし、二股に分かれたセンタースタンドやチェーンステーに挟み込むタイプのスタンドは重量増やフレームへのキズという部分で使用したくはありません。
先日、MuSP9の点検でサイクルハウスしぶやさんに伺った際に相談してみたところ「DAHON純正キックスタンドが一番軽いですよ」との回答が。やはり純正スタンドの方が取り付けに問題が無いということで「451モデル用のDAHON純正キックスタンド」を調達しました。
何の変哲も無いDAHON純正キックスタンドです。
MuSP9にも元々付いているものと同じですね。
重さを測ってみたところ164gでした。ビスの部分で20gだったのでスタンド本体では144g。
つまり今回のキックスタンド付けたところで大した重量増にはならないということです。
Altenaに取り付けて実際に立ててみるとバランスも崩さずちゃんと立てられました。ただ、直角に近い角度で立っているので風でも吹いたら簡単に倒れそうなところが気になります。
スタンドをたたんでみましたが特にクランクに干渉することも無さそうです。また、通常の折りたたみ自転車ではハンドルポストを畳んだ際に干渉しないか気になるところですが、Altenaはハンドルポストは畳まないので問題になりません。
立てた際の車体の角度ですが各モデルやタイヤの関係でどうしてもまちまちになってきます。DAHONではありませんが「Tern Adjustable Kickstand 」なんてものもあるようなのでこちらだと角度調整もできそうです。今回はとりあえず純正スタンドを装備したことで使い勝手は良くなると思うのでしばらく様子見です。どうしても不安があれば重量増になりますがセンタースタンドを取り付けるのも一手でしょう。