見納めとなる上高地線「3000形(モハ10形リバイバルカラー)」の車両を見てきました

  • 2022年6月3日
  • 2022年6月3日
  • 雑記

 松本駅から新島々駅までの上高地線では2021年8月の大雨の影響で一部区間(松本駅~渚駅間)で代行バス運行となっています。それが2022年6月10日より全線復旧となります。それに合わせて廃車が決まっている松本駅ホーム残置の「3000形(モハ10形リバイバルカラー)」は撤去される予定。このカラーの車体は見納めになるので用事のついでに車体を拝んできました。

 「3000形(モハ10形リバイバルカラー)」は元々は京王電鉄で運用されていた車両を改造して導入したものです。ここに限らず地方ローカル路線でよく見られる車両調達方法です。松本駅に残置されている3000形はかつて上高地線を走っていた車両のカラーリングを再現したものです。他の3000形は白のペイントで現在も運用中です。現在では部品の確保も難しいとのことで撤去後は他の3000形の補充部品として活用されるのだとか。

 完全に閉め切られておりフロントのパネルも外されています。

 私は鉄オタではありませんが電車を使う用事のついでに今回撮影した次第。この車両が撤去されるであろう6/9?付近は撮影する人がいるのでしょうか? そのあたりはよくわかりませんが元々は京王電鉄の中古車両だったわけでここまで活用されれば車両としても本望だと思います。

 上高地線では一部区間で自転車をそのまま乗せることができるサイクルトレインも始まっています。すでに運用されている新車両「20100形」にまだ乗車したことがないのでサイクルトレインと合わせて利用してみたいところです。対象区間・駅が微妙なため当該区間で輪行する必要性が無いのですが申込み含め使い勝手を確認してみようと思います。