どんなこともある程度長く続けていくとマンネリ化は避けられません。同じことを淡々とこなすのはただの「作業」と言っても差し支えありません。何事も何かしら新しいことを取り入れないと飽きてしまうものです。このブログで多数を占める自転車関係もちょこちょこと新しいものを取り入れるなど刺激を与えることをしています。新しいところに行ってみたり、新しいガジェットを取り入れてみたり等々です。
前置きが長くなりましたが以前にサイクリングイベント情報を漁っていると「SEA TO SUMMIT(シー トゥー サミット)」というものを見つけました。開催場所によって距離やコース難易度は異なりますが、約40kmほどの距離を自然環境に想いを巡らせながらカヤック・サイクリング・登山でゴールまで進むというイベント。純粋なサイクリングイベントではありませんがレースではない点とサイクリング以外にもトレッキングも行なっているのでうってつけなイベントと目をつけています。しかし、カヤックをはじめとするパドルスポーツ経験は皆無。強いていえば観光地のボート・・・。トライアスロンのように正直綺麗でもない水の中を泳ぐのに比べれば・・・と思いますがいきなり本番でカヤックは無謀。自分だけ沈む分には良いですが他を巻き込んで事故になっても困ります。そこでモンベルの初心者向けカヤック体験に参加してみることにしました。
参加したのは「モンベル横浜しんやました店」の「カヤック体験Halfday」。少人数で基礎から教えてもらえるということで道具も貸してもらえる初心者向けのイベントです。
開始時間になると今回の予定からパドルの扱い方等のレクチャーを受けます。パドル自体初めて手にしましたが写真のようなゲルググのビームナギナタみたいな両端に羽がついたものを左右交互に漕いで進むわけです。
前進・後進・方向転換・ブレーキ等々のレクチャーを一通り受けてから海上に出ます。カヤックについてはレンタルできますが「安定性重視」と「直進性重視」でタイプが分かれるとのこと。初心者なので安定性重視で選択しましたが直進性重視モデルを見て選択を後悔しました。
私が選んだのがコレです。
一方の直進性重視タイプはこういう細いモデルです。
安定性重視モデルと比較すると横幅が狭いですがその分、身体をしっかりとフィットさせやすいです。安定性重視モデルはゆったりしているのでどうしても身体が中で動いてしまいます。自転車で例えるとママチャリとロードバイクというところでしょうか。パドルを漕いでいて感じましたが直進性重視モデルの方がカヤック本体と身体がフィットしやすいので効率よく漕ぐことができるように思います。
実際に海上に出てインストラクターさんのレクチャー通りに一通り漕いでみます。
漕いでみると自分では左右均等に漕いでいるつもりでも左右の利きや姿勢・波の動き・風等々の要素で直進させるのが意外と大変でした。自転車同様ただやみくもに漕いでいれば良いというものではないということです。ブレーキや方向転換もすぐに自由自在とはいかず慣れるまでそこそこ時間が必要でした。
今回は写真の通りの曇り空でしたが風や波もほとんどなく、蒸し暑い点を除けば非常に漕ぎやすい天候でした。
初めてのカヤック体験でしたがインストラクターさんが基礎から教えてくれるので比較的スムーズに海上でカヤックを漕ぎだすことができました。人力で己の力のみで漕ぎ進むところは自転車とおなじですが、それとはまた違った面白さを感じました。今回は店舗前の限られたスペースでのアクティビティでしたが、拓けた河川の上を景色を眺めながら漕ぎ進んだら面白そうだなと思いました。もう少ししたらまた別の体験イベントに参加したいと思います。
今回とはまったくの別件ですが帰りにモンベルのリーフみなとみらい店に立ち寄り自転車関係を物色。
モンベルらしくグラベルロードコーナーもありました。KONAのROVE STを発見。ジェイミスかKONAで検討しているのですがROVE STの現物を初めて見ました。自分が走る場所や荷物等々照らし合わせて検討していますがどうしようかな・・・。