春を求めて安曇野サイクリング

 ブログよりも先にYouTubeで動画投稿していますが、桜や菜の花など「春の景色」を求めて安曇野エリアをサイクリングしてきました。「常念道祖神」や「あづみ野やまびこ自転車道」、「早春賦の碑」などをまわりました。

 2回に分けてサイクリングしましたが春の安曇野をスポーツ自転車でサイクリングしたのはこれが初めてです。以前より桜の咲く時期にロードバイクなどで走ってみたいと思いっており、「常念道祖神」と「あづみ野やまびこ自転車道」の拾ケ堰沿いの桜はぜひとも撮影したいと思っていました。今まではスケジュールの都合で走れていませんでしたが今回ようやく走ることができました。

 今年は全国的に桜の開花が早いようで安曇野エリアも例年より半月ほど早いようです。一斉に開花というわけではありませんが4月に入ったばかりで満開になっている箇所が多くありました。

 「常念道祖神」は安曇野市堀金にある「双体道祖神」です。常念岳を背景にした長閑な風景との組み合わせで人気の撮影スポットでもあります。

 行ったのは4月初めの早朝ですが桜が満開でした。例年だともう少し遅かった記憶。到着時にはすでに三脚設置で撮影に勤しむ方々がいらっしゃいました。私が行ったタイミングでは常念岳に雲がかかっていましたが30分ほど粘って待ち続けたところ雲が晴れてくれました。無心で撮影していましたがどんどん撮影目的の団体さんが到着したため撤収。山の方は若干霞んでおり花粉かと思いましたがどうやら黄砂のようでした。

 別の日には自転車道の「拾ケ堰じてんしゃひろば」や道の駅「ほりがねの里」の菜の花などを見て回りました。桜もきれいですが菜の花も眩しいくらいに咲いていました。

 平地での桜や菜の花を見ると山麓線に位置する「国営アルプスあづみの公園」はどうなっているのか気になってきます。公園の堀金口、岩原口、中央口を順にまわり「しだれ桜」や菜の花を撮影。

 「しだれ桜」は行く先々で咲いているところがたくさんありますが写真撮影ができるところは限られてきます。理由としては「お墓」がセットのケースが多く撮影が憚られるからです。気にしない人は気にしないのでしょうが私としては嬉々として撮る気分にはなれません。そういったこともあり上のようにしだれ桜を写真に収められる機会は貴重です。

 堀金口などの「里山文化ゾーン」は菜の花がきれいに咲くことで有名ですが入り口付近までしか咲いていませんでした。この感じだとゴールデンウィーク前くらいには一面に咲くと思われます。

 アルプスあづみの公園の菜の花は限られた範囲での開花でしたが後述の「早春賦の碑」同様、桜と菜の花のコラボはこの時期でしか見られません。

 「早春賦の碑」にも行きましたが有名観光地に近かったり知名度からか人と車が多かったです。なんとか人が映らないタイミングを待って撮影しました。その関係で引きの構図はほとんど撮れていません・・・。

 改めて見ても桜に菜の花の黄色が加わると非常に華やかな印象になって素敵だと思います。まさに春のこの時期にしか目にすることのできない組み合わせです。

 ちなみにこの写真は文字通り地面に這いつくばって撮影しました。人が周囲にいないタイミングを狙いましたがそれでも不審者に見えたかもしれません。あと、比喩でもなんでもなくなぜか「土の味」がしました。

 

 有名どころ以外にも行く先々で桜や菜の花に出会うことができ楽しいサイクリングになりました。ただ走るよりもこういう花めぐりをするようなサイクリングが好きです。

 今回のライドでは念願だった「春」の「常念道祖神」や「あづみ野やまびこ自転車道」、「早春賦の碑」などの景色を写真に収めることができ感無量です!! ゴールデンウィークだと流石に桜も散っているのでこの時期に走れて良かったです。

 このブログ記事を上げる頃には上記の場所は桜は散ってしまっていると思いますが、白馬村など北信方面はまだまだこれから楽しめます。おそらくゴールデンウィークあたりで見ごろになるのではないでしょうか。その時期になれば新緑も楽しめます。今後、桜の開花情報をチェックしつつ「仁科三湖」や「白馬」あたりも行く予定です。木崎湖近くに菜の花がたくさん咲いているエリアがあります。どうやら撮り鉄などの間でも有名らしいです。今年はなんとしても木崎湖近くの菜の花と特急電車の組み合わせで写真撮影をしたいと思っています。